暗黒神話(文庫版) の商品レビュー
超漫画好きの先輩からいろいろ話を聞いたとき、「へー、諸星大二郎って人は知る人ぞ知る手塚治虫にも匹敵する漫画家なんだな」と理解したので試しに一冊買って見ました。 たぶん先輩の解説は正しいんだろうけど、日本の神話を題材としたテーマが話が難しすぎる。一般受けするものではないですね。
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単行本を何度目かの引っ越しの際、 誤って処分したことにずっと後で気づいて文庫版を購入。 日本の古代神話やインド神話をごちゃ混ぜにして 強引に纏めた感のある伝奇SFマンガだが、 無茶苦茶なのに凄い説得力! ただ、周りの都合に振り回された挙げ句、 とんでもない場所に放り出されてしまっ...
単行本を何度目かの引っ越しの際、 誤って処分したことにずっと後で気づいて文庫版を購入。 日本の古代神話やインド神話をごちゃ混ぜにして 強引に纏めた感のある伝奇SFマンガだが、 無茶苦茶なのに凄い説得力! ただ、周りの都合に振り回された挙げ句、 とんでもない場所に放り出されてしまった主人公は かわいそう(´Д⊂ヽ 『孔子暗黒伝』とリンクするので、併読が吉。
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武蔵野に住む少年・武(タケル)には、幼い頃のとある記憶があった。 背中を刺されて死んだ父。すぐそばで泣いている自分。そして、もう一人誰かがいたような… 縄文土器にひきつけられるような魅力を感じて、長野県の資料館をたびたび訪れていた武は、そこで竹内という名の不思議な老人と出会う。 ...
武蔵野に住む少年・武(タケル)には、幼い頃のとある記憶があった。 背中を刺されて死んだ父。すぐそばで泣いている自分。そして、もう一人誰かがいたような… 縄文土器にひきつけられるような魅力を感じて、長野県の資料館をたびたび訪れていた武は、そこで竹内という名の不思議な老人と出会う。 父はどうして死んだのか? その時ついたらしい武の肩の傷は、まるで蛇の頭のような形で残っていた。真相を知りたい武は再び信濃の蓼科山に立つ。 奇妙な洞窟の中で待っていたのは、おびただしい数の古代の人骨と、鎖で縛められた恐ろしい姿の怪物だった。腕のない怪物…それは、神話に語られる諏訪の大神・タケミナカタなのか!? 竹内に導かれ、出雲にやってきた武は、別の世界へ招かれた。 そこで「唯一にして最高の真理」ブラフマンは語りかける。「おまえこそ、わが分身たりうるアートマン…」 そのころ、アートマンの力を手にしようと目論む男が一人、武の行方を追っていた。 彼の名は菊池彦。クマソの後裔・菊池一族の当主である。 「・・・冬は オリオンがきれいだ・・・美しい・・・」
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いまいちノリきれなかった。生まれ変わりと言っても前世の記憶があるわけでも何かに目覚めるわけでもなく最後までただの無知な少年のままなのはどうなんだろ。
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伝奇漫画の最高傑作と言える作品ですね 日本神話を中心に独特の解釈で煮詰められたストーリーは、 圧倒的なほどに濃厚で一度味わったら癖になってしまいます 各地に散らばった神秘的な謎が読み進める内に繋がり 大きな形を描いていく その展開の見事さに時間を忘れて熱中できる作品です...
伝奇漫画の最高傑作と言える作品ですね 日本神話を中心に独特の解釈で煮詰められたストーリーは、 圧倒的なほどに濃厚で一度味わったら癖になってしまいます 各地に散らばった神秘的な謎が読み進める内に繋がり 大きな形を描いていく その展開の見事さに時間を忘れて熱中できる作品です 選ばれし主人公と、そのアンチテーゼである菊池彦 この二人の存在が実に皮肉 その対立が退屈な設定漫画と一線を画する仕上がりになっています 説明が多い作品なので、漫画を「読む」のではなく「見る」人には ちょっと合わない作品ですが、 多くの方に味わって欲しい作品の1つだと思います
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此れは奥が深いですぞ、 全てにおいて考古学に関する考察がちりばめられて居り それなりの知識が無ければ楽しめないのじゃが、単純に怪奇站としても楽しめるじゃろう 天文に関する知識と古代に対する知識 さらに、物理の法則までも理解できなければ楽しむ事ができないのじゃ どうかな?挑戦してみ...
此れは奥が深いですぞ、 全てにおいて考古学に関する考察がちりばめられて居り それなりの知識が無ければ楽しめないのじゃが、単純に怪奇站としても楽しめるじゃろう 天文に関する知識と古代に対する知識 さらに、物理の法則までも理解できなければ楽しむ事ができないのじゃ どうかな?挑戦してみては如何かな?
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中国やインドの神話に諸星先生がオリジナルのストーリーを調合したとんでもなく濃密な話。きっと怖ろしい程の情報を要したはずです。カルピス原液シリーズとでもいってやろう。
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この方の描く世界は、着想も絵も物語も素敵です。本作は(著者も付記しているように)パズル解きの読後感が絶妙であります。「アダムの肋骨」「子供の王国」「西遊妖猿伝」などなど他作品も是非!
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少年ジャンプ連載時に読んだが続きが読みたくて仕方がなかった記憶がある。ほんとよくできたストーリー。『孔子暗黒伝』とつなげる構想まで最初からできてたとしたら、諸星さんすごいよね。
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