手塚治虫の旧約聖書物語 天地創造(文庫)(1) の商品レビュー
ノアの箱舟は、知っていたけど、他の物語は知らなかったので、読んでよかった。とてもわかりやすく頭に入って行く
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おすすめ度:80点 旧約聖書には何が書かれているのか、全くもって知識がなかったが、本著でイメージすることができた。また、カラー版なのでとても見やすい。 前半は淡々とした物語であったが、アブラハムの登場から、物語としても面白く読めた。 第1話 天地創造 第2話 カインとアベル ...
おすすめ度:80点 旧約聖書には何が書かれているのか、全くもって知識がなかったが、本著でイメージすることができた。また、カラー版なのでとても見やすい。 前半は淡々とした物語であったが、アブラハムの登場から、物語としても面白く読めた。 第1話 天地創造 第2話 カインとアベル 第3話 ノアの箱舟 第4話 バベルの塔 第5話 父アブラハム 第6話 ソドムとゴモラ 第7話 イサクとイシュマエル 第8話 アブラハム、イサクをささげる 解説:松谷孝征氏(手塚プロダクション代表取締役) 手塚治虫氏によるシナプス「第4話 バベルの塔」
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創世記の中から。日本テレビとイタリアの国営放送によって企画された、テレビアニメを手塚治虫さんがアニメーションにしたもの。
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全編を通じて登場するキツネってのがうまく生かせていない感じがする。 あとこれ、どこまで手塚が携わったのかな。どうも手塚らしくない匂いがするんだけどなあ。 まあもちろん、面白くないわけはない。
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それまではもっぱら新約聖書ばっかりにしか心が向かなかったのだが、 天地創造の物語をビジュアル化してみるとこんなに興味深いものだとは思わなかった。 ユダヤ人の置かれた砂漠の厳しい環境と、背くものを裁く恐い全能の神。 ユダヤ教の生まれた背景を映像と共に感じ取ることが出来る。 物...
それまではもっぱら新約聖書ばっかりにしか心が向かなかったのだが、 天地創造の物語をビジュアル化してみるとこんなに興味深いものだとは思わなかった。 ユダヤ人の置かれた砂漠の厳しい環境と、背くものを裁く恐い全能の神。 ユダヤ教の生まれた背景を映像と共に感じ取ることが出来る。 物語全般に現れる「いたずら狐」の存在が、手塚治虫の生命に対する暖かい眼差しを表現しているようにも思えた。
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先日NHKBSで手塚治虫と石ノ森章太郎の作品の初回・最終回スペシャルを放送していた。だからということでもないが、買い置きしていた手塚作品を読んでみた。手塚はあらゆるジャンルを描いている。特に歴史ものや宗教ものに惹かれるものがある。 今回は旧約聖書から「天地創造」である。自分か...
先日NHKBSで手塚治虫と石ノ森章太郎の作品の初回・最終回スペシャルを放送していた。だからということでもないが、買い置きしていた手塚作品を読んでみた。手塚はあらゆるジャンルを描いている。特に歴史ものや宗教ものに惹かれるものがある。 今回は旧約聖書から「天地創造」である。自分からすると旧約聖書と新約聖書の違いとか、ユダヤ教とキリスト教の違いなど、出発点はいっしょでもどうして異なるものになってしまったのかよくわからないところがある。そういうところをコミックで見たら理解できるかもしれないと思っていた。しかし巻末の解説まで読んでも残念ながらそこまで理解を深めることはできなかった。続編の「十戒」「イエスの誕生」を読むうちに理解が深まることを期待したい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
通し読み サウルの話見てると、責任を一人の人間になすりつけようとする群衆像がピタリと現代に当てはまってて辛い。 ダビデ普通にゴリアテ殺してるやないかい(笑 僕贈りものなにも持っていません いいのですよあなたはあなたの心を持ってきてくれました
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イタリアの国営放送からの依頼を受けて日本とイタリアとの共同体制で製作された手塚治虫版旧約聖書。旧約聖書の世界を知るうえではもってこいの作品です。ただし、各エピソードは多少大雑把で他の手塚作品と比べるとメッセージ性があまりないのが残念(手塚治虫はパイロット・フィルムにのみ参加)。 ...
イタリアの国営放送からの依頼を受けて日本とイタリアとの共同体制で製作された手塚治虫版旧約聖書。旧約聖書の世界を知るうえではもってこいの作品です。ただし、各エピソードは多少大雑把で他の手塚作品と比べるとメッセージ性があまりないのが残念(手塚治虫はパイロット・フィルムにのみ参加)。 「天地創造」、「カインとアベル」、「ノアの箱舟」、「バベルの塔」、「ソドムとゴモラ」、「十戒」、「ダビデ王」、「ソロモンの王国」、「バビロン捕囚」、そして「イエスの誕生」まで全26話。
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最高に読みやすい聖書―『手塚治虫・旧約聖書物語』 http://d.hatena.ne.jp/kojitya/20100913/1284374864
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あとがきに、第四話のバベルの塔の本来のシノプシスが載せられています。そこでは、親しかった狐と少年の言葉が通わなくなってしまうという展開が描かれていました。 個人的にはこちらの物語の方が好きなのですが、聖書の意味するところに沿わせる形で現在の形になったのだそうです。 手塚治虫が描き...
あとがきに、第四話のバベルの塔の本来のシノプシスが載せられています。そこでは、親しかった狐と少年の言葉が通わなくなってしまうという展開が描かれていました。 個人的にはこちらの物語の方が好きなのですが、聖書の意味するところに沿わせる形で現在の形になったのだそうです。 手塚治虫が描きたかった事は、本来の聖書の意図とは少し違う視点にあったのでしょうか。 その辺りがとても気になりました。
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