金田一少年の事件簿(文庫版)(File4) の商品レビュー
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過去の製薬会社の治験、軍の化学兵器開発、今回の学園の事件が複雑に絡み合う事件だった。ミステリー漫画というよりは刑事ドラマのようであり、複雑なトリックはないものの、途中でいくつかの謎や齟齬が生まれ、終盤で全ての辻褄が合う構造は読んでいて面白かった。 金田一にしては珍しく、犯行の動機が同情できない身勝手なものであるが、私利私欲に目が眩む動機はある意味人間くさく、あまりにもチープな動機ということではなかった。
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【あらすじ】 魔術的な密室殺人・学園七不思議殺人事件。不動高校に伝わる学園七不思議。七つ目の謎を解いた者には、災いが訪れるという。その謎を解明した桜樹るい子は無惨にも「放課後の魔術師」に殺されてしまう。 ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 感想は最終巻にまとめて記載予定です。
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【学園七不思議殺人事件】収録。 メイントリックが陳腐です。例え解けなくても、状況から判断すれば誰が犯人か大体予想がつきます。暗号も、ちょっと考えれば簡単に解けるものでした。 また、現場検証の際に過去の死体が発見されるのを恐れた結果、3件中2件の見立てが不完全になる本末転倒な事にな...
【学園七不思議殺人事件】収録。 メイントリックが陳腐です。例え解けなくても、状況から判断すれば誰が犯人か大体予想がつきます。暗号も、ちょっと考えれば簡単に解けるものでした。 また、現場検証の際に過去の死体が発見されるのを恐れた結果、3件中2件の見立てが不完全になる本末転倒な事になっていました。ミステリーとしてはかなり低評価です。 予測がつかない展開と怪談ならではの怖さが面白く、個人的にお気に入りのエピソードですが、壁に行方不明の女生徒が隠されている演出は既視感があり、残念に思いました。
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創立祭を1ヵ月後に控えた不動高校に、謎の脅迫状が届いた。差出人の名は「放課後の魔術師」。その脅迫状をきっかけに木造校舎に伝わる七不思議の噂が、再びささやかれるようになる。金田一一(きんだいち はじめ)はミステリー研究会の会長、桜樹るい子の誘いで、七不思議と「放課後の魔術師」につい...
創立祭を1ヵ月後に控えた不動高校に、謎の脅迫状が届いた。差出人の名は「放課後の魔術師」。その脅迫状をきっかけに木造校舎に伝わる七不思議の噂が、再びささやかれるようになる。金田一一(きんだいち はじめ)はミステリー研究会の会長、桜樹るい子の誘いで、七不思議と「放課後の魔術師」について調べ始めた。 その夜、るい子の呼び出しで学校へ行ったはじめは、そこで「あかずの生物室」に吊るされた人影と、謎の怪人の姿を見たのだった! (本書カバーより引用) 今回も、後々にも登場する人物の初登場作品となっている。ミステリー研究会の真壁、ビデオカメラを持って歩く佐木(1号)。まぁ、冒頭で登場する不動高校の校長とPTA会長は「File02:異人館村殺人事件」でも出てくる。今回読み直して、「あらま、こんなとこにもいたのね」と改めて確認。 今でも「七不思議」が語り継がれている学校もあるのかな。夜の学校とかってすごく怖いよね。なんでだろ? 昼間の賑やかさが頭に染みついているからなのかな。今回の七不思議が作られた過程というのもなかなか常人には理解しがたいというか、なんというか・・・。 例えばね、複数の死体を隠したい場合。あんなに趣向を凝らして隠すものかしら。違和感。 桜樹先輩は第一の被害者となるには惜しいキャラだなぁ。何度読んでもそう思う。美雪ちゃんのライバル(?)として登場し続けて欲しかったけれど、速水玲香ちゃんがいるからいいか。 この後、何度も金田一の助手と称してカメラ片手に事件に関わってくる佐木くんも初登場。当初からあやしい雰囲気満点。 さてさて、ミステリコミックだからね。一応、トリックの話を。 桜樹るい子が残した暗号はよくあるパターンだ。PCあるいはワープロならではの暗号。第二の殺人と美雪の殺人未遂には、トリックなんていうものはなく、突発的な犯行。メイントリックはやはり第一の桜樹るい子の殺人。証人が金田一となっているところがミソ。他の誰かだったら、剣持警部も容易には信用しなかっただろう。それを金田一くんが解いちゃうのはなぜ? 今回はきっかけらしきものがなかった(薄かったというべきかな)。それで気づくかよ~という感じ。どんだけ天才なんだ! かなり独特なトリックだと思う。似たようなトリックを用いた作品ってあるのかな。ミステリ読みのクセして、読み方が偏っているから知識が乏しい。このトリックを成立させるための条件作りも自然にできている。だけど、当初は製薬会社の建物として建てられていたから通常の学校より廊下の幅が狭いってさ。違法ではないの?・・・って細かいツッコミはこのシリーズには不要か(苦笑)。 「金田一少年の事件簿」シリーズに登場する犯人には、同情してしまうような背景がある場合も多い。が、この作品に関しては一切同情の余地無し。自らの保身のために殺人を重ねる犯人。小心者すぎた。なぜこいつが「寝ずの番」として選ばれたのか・・・。性格で判断しなよ~と、こっそりとツッコミを入れてみる。 剣持警部も言っていたけれど、本当に不動高校の人間は変わったヤツばかり。まぁ、事件の起きる頻度も半端じゃないわけだから、そうしなきゃいけないんだろう。考える方も大変だ。似たようなキャラが出てくるのも仕方ないかもね。
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犯人は「放課後の魔術師」という安っぽい名前を付けられてるけど、作品としては金田一を代表する作品のひとつ。でも、校舎がかつて薬品会社の研究室ってことって実際にあるんかな?学園推理もので、シリーズが進んでいくと、おのずと同級生とか知り合いが、事件に巻き込まれたり、ときには犯罪者になっ...
犯人は「放課後の魔術師」という安っぽい名前を付けられてるけど、作品としては金田一を代表する作品のひとつ。でも、校舎がかつて薬品会社の研究室ってことって実際にあるんかな?学園推理もので、シリーズが進んでいくと、おのずと同級生とか知り合いが、事件に巻き込まれたり、ときには犯罪者になったりするので、そういった話は心が痛みます。
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懐かしさのあまり文庫版を買って読んでみました。 金田一少年シリーズはどれもトリックが奇抜なので大好きです。 この『学園七不思議殺人事件』は、金田一の通う学校で起こる事件。『学校の怪談』っぽいコワさがあって面白いですよ。
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