オルフェウスの窓(文庫版)(9) の商品レビュー
2015年4月13日読了。最終巻。「オルフェウスの窓」を介して出会った若者たちの恋と運命の結末。長い物語を読み終えた、という満足感がある。多くの主要人物たちが死を遂げるが、人にとって「充実した人生」とは何か?ただ生き延びることなのか、子を産み育てることなのか、それとも短い時間に自...
2015年4月13日読了。最終巻。「オルフェウスの窓」を介して出会った若者たちの恋と運命の結末。長い物語を読み終えた、という満足感がある。多くの主要人物たちが死を遂げるが、人にとって「充実した人生」とは何か?ただ生き延びることなのか、子を産み育てることなのか、それとも短い時間に自分の信念に従い行動して死ぬことなのか…?など考えさせられたりもする。とはいえ、クラウスやユリウスの最期はあんまりといえばあんまり、という気もする…。
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第三部<ロシア編>完。そして完結編へ。 イザークの子、ユーベルがピアノの道を歩み始めるなど世代が移り変わっていく様子が描かれている。 全体的に年号が歴史的事実の部分にしか出てこないので、彼らが一体今何歳なのか、またユリウスの物語と同時進行で進んでいるはずのイザークの物語が、一体今どの辺なのか、もう少し分かりやすくても良かったかな、と思う。 しかし、主要登場人物がほとんど死んでしまい、3人しか生き残っていないっていうのはちょっと悲しいかな。
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本編の解説に大島渚監督の文章があります。出会うことがなかった革命前夜に対する思いが学生運動を含む自身の半生とともに綴られています。まったく作品のことを書いていないようで核心をつく、解説の名文だと思う解説です。
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いまさらながらに読了。 ピアノとバイオリン、燃え上がる恋と戦争、人のぬくもりと裏切り。 そうそう、王道ってこんな感じでしたね。 登場人物はみんな不幸せな境遇ながら幸せで、 孤独を感じながらも絶対に一人じゃない。 読んでいて、とても安心して、幸せな気分になれます。
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キャラクターの人間味とストーリー展開に深みがあって、個人的にはベルばらより面白かったです。 ラストは若干駆け足で、イザークの孤独とユリウスの闇が救われないままなのが少し残念。
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私の中のベスト・オブ・少女漫画。 ドイツの古都、レーゲンスブルクにある音楽学校の「オルフェウスの窓」から始まる3人の主人公たちの悲劇を描く。 救い難いラストが読了後に何とも言えない余韻を残す。「オルフェウスの窓」がある「音楽学校」のモデルになった、トルン・ウント・タクシス公の屋...
私の中のベスト・オブ・少女漫画。 ドイツの古都、レーゲンスブルクにある音楽学校の「オルフェウスの窓」から始まる3人の主人公たちの悲劇を描く。 救い難いラストが読了後に何とも言えない余韻を残す。「オルフェウスの窓」がある「音楽学校」のモデルになった、トルン・ウント・タクシス公の屋敷へは一度行ってみたいものだが、前回の渡独でも果たせず。今度こそ。
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”ベルサイユのバラ”は良質の少女漫画に過ぎないが”オルフェウスの窓”は少女漫画の究極を極めた大傑作です。 ”ベルバラ”の主人公がオスカルではなくアントワネットだったように、”オルフェウス”も主人公はユリウスではなくイザークだったんですねえ^^;息子ユーベルとの別れのシーンは何度見...
”ベルサイユのバラ”は良質の少女漫画に過ぎないが”オルフェウスの窓”は少女漫画の究極を極めた大傑作です。 ”ベルバラ”の主人公がオスカルではなくアントワネットだったように、”オルフェウス”も主人公はユリウスではなくイザークだったんですねえ^^;息子ユーベルとの別れのシーンは何度見ても泣けます。 オルフェウスの窓・・・ かぎりなき青春の軌跡・・・・・・
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全巻読破。 実はベルばらより先に読んでました。ベートーヴェンの皇帝にハマった直後だったので、楽しく読めました。ぼくは女の子!
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