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シガテラ(1) の商品レビュー

3.9

45件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

    15

  3. 3つ

    11

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2023/01/14

「ヒミズ」は確かにエポックメイキングだが、古谷実のさわやかさと毒味の両者が共存した全盛期は「シガテラ」「ヒメアノ〜ル」の2作だと思う。ヒロインを本当に「可愛く」描けているかは疑問が残りつつ、「あんな可愛い子が?!」みたいな説明がかなり入るので問題はない。いじめられ仲間の「田島」と...

「ヒミズ」は確かにエポックメイキングだが、古谷実のさわやかさと毒味の両者が共存した全盛期は「シガテラ」「ヒメアノ〜ル」の2作だと思う。ヒロインを本当に「可愛く」描けているかは疑問が残りつつ、「あんな可愛い子が?!」みたいな説明がかなり入るので問題はない。いじめられ仲間の「田島」と、「実は友達ではなくてただいじめられていた同士だっただけかも」という興味深い考察が繰り広げられる。

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2019/04/26

古谷実さんの漫画は 「わにとかげぎす(2006-2007)」しか読んだことがないんですよね。 実写化された「ヒミズ(2012)」や「ヒメアノ〜ル(2016)」は観て大好きなんですよね。 なので、普段見ないタイトルだったので・・・ 読んでみましたー。  この青春は素敵だ。  お...

古谷実さんの漫画は 「わにとかげぎす(2006-2007)」しか読んだことがないんですよね。 実写化された「ヒミズ(2012)」や「ヒメアノ〜ル(2016)」は観て大好きなんですよね。 なので、普段見ないタイトルだったので・・・ 読んでみましたー。  この青春は素敵だ。  おいらもあの頃に戻りたいですわ。 早く、次の巻、2巻を買ったので、読みたいですねー。

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2013/10/01

古谷実作品で一番好き。一番苦しい。一番狂おしい。アプリリアRS250は僕が大学生の時にすごく乗りたかったバイクだったが糞高かったのであきらめたよ。RS250に乗っていたら僕はもう死んでいる。

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2012/09/23

古谷お得意?の毒の効いた思春期全開マンガ。 冴えない主人公に美人の彼女ができて…っていうやつです。 共感は多分できない。けどなんかひっかかるものがあります。 南雲さんが好きです。

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2012/09/22

良い人は実は悪いことをしそうで、しない。 ダメそうなやつは実は悲しい過去を持ってそうで、もってない。 もてない僕はとてつもない美女と幸せになりそうで、ならない。 やるせない現実は多々あり、 殺人があったり、友人は消えたり、好きな人はやられていたりする、そんな多くの不幸。 作中、...

良い人は実は悪いことをしそうで、しない。 ダメそうなやつは実は悲しい過去を持ってそうで、もってない。 もてない僕はとてつもない美女と幸せになりそうで、ならない。 やるせない現実は多々あり、 殺人があったり、友人は消えたり、好きな人はやられていたりする、そんな多くの不幸。 作中、テレビで環境問題を嘆く、「外の不幸」に対する話があった。 作者はきっと、それを近くにとらえ過ぎる。 そして、その反動として、身近な不幸を遠くに置く。

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2012/09/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

古谷実作品を読むのは「ヒミズ」に続き、2作目。 リアルな高校生が描かれていると思う。 南雲さんがとてもかわいい。 古谷実の描く女性は、みなバランスのよいきれいな体をしている。 ラストは明るいけど現実的で、まぁこんなもんかなと思うけども、 個人的には南雲さんと幸せになってほしかったなぁ。

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2012/02/28

リアルだね。恋愛だけでも充分だったな。 青春時代に、見なくてよかったとは思ってる。 年を取ってから、私の大事だったヒトのことを思い出すために読みたい漫画。

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2012/01/12

稲中の作者がこんな狂気な世界を描けることにまず驚いた。さえない自分にありえない美人の彼女が出来たり、信じられないような事件に巻き込まれたりと怒涛の展開に目が離せない。

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2012/01/04

ヒミズと同じタイミングで再読。 ボク的にはテーマ的にはヒミズとの連作になっていて、 ヒミズの住田くんが手に入れられなかった「日常」っていうのを 過ごしていくのも、なかなかタイヘンだよね~って話かなと思ってます。 日常に起こるさまざまな困難や不条理に負けないためには、 やっぱり...

ヒミズと同じタイミングで再読。 ボク的にはテーマ的にはヒミズとの連作になっていて、 ヒミズの住田くんが手に入れられなかった「日常」っていうのを 過ごしていくのも、なかなかタイヘンだよね~って話かなと思ってます。 日常に起こるさまざまな困難や不条理に負けないためには、 やっぱり大切な人(=南雲さん)とか好きなこと(=バイク)への 愛の力が必要だよね~ってことが描かれているんだと思います。 いや、ふつ~の人はその愛を手に入れるのが なかなか難しいんだろうけど。。。 恋がしたくなるマンガです。

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2011/12/17

日常に潜む狂気を巧く描けてるし、リアリスティックかつビターな味わいな終幕も秀逸で、総じてそこそこ楽しめる作品ではあるんですが、よくよく思い返してみるとこれって前作「ヒミズ」と同じこと繰り返してるだけだな、と。故に新味が感じられないので1点減点。

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