バガボンド(20) の商品レビュー
定伊を倒した小次郎に、さらに巨雲(こうん)や市三(いちぞう)といった男たちが戦いを挑んできます。 斬り合うことでしか語り合うことができない男たちの戦いを描いた本巻で、小次郎編はひとまず締めくくりとなります。次巻からは、1年間の修業を経てふたたび京都に戻ってきた武蔵と吉岡一門との...
定伊を倒した小次郎に、さらに巨雲(こうん)や市三(いちぞう)といった男たちが戦いを挑んできます。 斬り合うことでしか語り合うことができない男たちの戦いを描いた本巻で、小次郎編はひとまず締めくくりとなります。次巻からは、1年間の修業を経てふたたび京都に戻ってきた武蔵と吉岡一門との対決です。
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小次郎vs.巨雲戦、決着。純粋に、強い相手と相まみえたいだけなのに。そんな時代ではなく、現代で、スポーツとかだったら命をかけなくてすんだだろうに。
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- ネタバレ
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一刀斎の「自分の命を脅かす者は最愛の友に等しい」という言葉。 それを体現するかのような、小次郎と巨雲との戦い。 強いからこそ成り立つロジックだと思います。 だからこそ全力を出し切れる相手に巡り会えたことを僥倖に感じる。 死ぬかもしれないと思っても挑みたいし、 自分を殺すかもしれない相手に親しみすら感じる。 揮う刀が言葉になる。 見事な小次郎編の完結でした。
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バガボンドってこういう言葉にならない言葉というか、感覚を全面に押し出し時にすんごい面白く感じる!しかしすごい絵だな・・・読んでて飲み込まれる感じ!新二郎と市三の話は弟がいる身として泣けたなー!
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作者あとがき「縁とは実に味なものだ。自分が本当に心から求めたとき、それらはまるで計ったように、そこにあったりする。そういうものに、助けられている。」これは、僕にも当てはまる。
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巨雲と小次郎。惹かれ合うのに斬り合うしかない。胸が詰まる。。「俺に出会えてよかったなあ!!」「抱き締めるかわりに斬るんだな」という台詞に涙。
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巨雲、そして市三との戦い。命のやりとりの最中に紡がれる会話は言葉ではなく、心の対話。小次郎がもっている魅力がふんだんに描かれていて、そこに兄弟愛なんかもまじってウルウル。
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今回はシーンよりも、セリフが冴えていた。 「己の体と語り合う時間は腐るほどあったというわけか」 「抱きしめる代わりに斬るんだな」 兄弟愛の描き方もうまい。兄弟姉妹とはそういうものだと思う。
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レ。 小次郎連戦。 この漫画に限らず、例の「あと一歩踏み込んでいたらやられていた・・・」って描写ってかっこいい。 小次郎の耳が聴こえないという設定は井上雄彦の付け足したものらしい。 相手は足元に転がっている・・・。 なぜなら自らの手でぶった斬ってしまうから。 抱擁ではなく剣...
レ。 小次郎連戦。 この漫画に限らず、例の「あと一歩踏み込んでいたらやられていた・・・」って描写ってかっこいい。 小次郎の耳が聴こえないという設定は井上雄彦の付け足したものらしい。 相手は足元に転がっている・・・。 なぜなら自らの手でぶった斬ってしまうから。 抱擁ではなく剣。なんて男臭い世界。
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出版社/著者からの内容紹介 小次郎編クライマックス!! 最強の敵・巨雲との決着!! 小次郎編が終わり、これから武蔵との関わりがどのようになっていくのか? というのは楽しみです。 実際どんな人だったんだろう????
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