バガボンド(20) の商品レビュー
図書館の本 出版社/著者からの内容紹介 小次郎編クライマックス!! 最強の敵・巨雲との決着!! 定伊の気遣いが台無しではないの!と思いながら小次郎と巨雲、そして市三の剣に引き込まれるようにして読みました。 やはり師と仰ぎ父として生活をともにした人の敵は強い人であってほしいと願...
図書館の本 出版社/著者からの内容紹介 小次郎編クライマックス!! 最強の敵・巨雲との決着!! 定伊の気遣いが台無しではないの!と思いながら小次郎と巨雲、そして市三の剣に引き込まれるようにして読みました。 やはり師と仰ぎ父として生活をともにした人の敵は強い人であってほしいと願うものなのか。 剣士としての死場、ですか。 鐘巻の願いはむなしいかも。 友達、かぁ。
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バガボンドを辞書で引くと「vagabond 浮浪[放浪]者;ならず者」と出ている。原作は、吉川英治の「宮本武蔵」。NHK大河ドラマに先駆けて宮本武蔵ブームを作ったが、大河ドラマが終わってもまだ完結しない。 第12巻までの武蔵篇は、吉川英治の原作とほぼ同じだったような気がするが、第...
バガボンドを辞書で引くと「vagabond 浮浪[放浪]者;ならず者」と出ている。原作は、吉川英治の「宮本武蔵」。NHK大河ドラマに先駆けて宮本武蔵ブームを作ったが、大河ドラマが終わってもまだ完結しない。 第12巻までの武蔵篇は、吉川英治の原作とほぼ同じだったような気がするが、第13巻からの小次郎篇は、吉川英治にこんな話し有ったか?ということで、井上雄彦の独自の世界が始まってしまった。佐々木小次郎は耳が聞こえなかった?そんな話聞いたことないよ!井上雄彦は、そんな小次郎で何を描きたかったのかは、この20巻ではっきりしたといえるのかもしれない。21巻からは小次郎と武蔵の対決への話が始まるらしい。 関が原の合戦で、落ち武者となり、次から次と襲ってくる落ち武者狩りの農民、浪人、武士、等等死闘を繰り返しながら生き延びてきた。 同じ落ち武者の定伊、猪谷巨雲、間垣市三と死闘を繰り広げる。「まだ見たこともないような強い男にめぐり合い、思い切り戦いたい。」十分戦えればそれでいい。 小次郎は、戦いの中で会得するものがあり、だんだん強くなる。それがなんとも嬉しい。 技の改善。体の声を聞く。小次郎は耳が聞こえないがゆえに、己の体と語り合う時間は腐るほどあった。それが故この若さで、これほどの技の境地に達することができた。 最強最速の剣に近づくために体をどう使うべきなのかを膨大な時間誰にも邪魔されぬお前だけの世界で己の体の隅の隅までと語り合い答えを積み上げてきた。小次郎は純粋に剣のためだけに生まれた人間だ。 猪谷巨雲と佐々木小次郎は、抱き締める代わりに切りあいお互いのことがよくわかりながら、いずれ一方は倒れてしまう。あいたくても再び合間見える事はできない。 著者 井上 雄彦 1967年 鹿児島県生まれ 1991年 「スラムダンク①」集英社 1999年 「バガボンド①」講談社 2001年 「リアル①」集英社 (2004.09.25・記)
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僕が最も頻繁に読み返せる漫画の一冊です。内容ももちろん楽しめますが、ただ眺めているだけですら楽しめる数少ない漫画ではないでしょうか。一コマがひとつの海外として完成しています。何かを超越している武蔵と小次郎に対して、醜い部分、小心者丸出しの又八の苦悩と葛藤が人間らしく、また寂しげで...
僕が最も頻繁に読み返せる漫画の一冊です。内容ももちろん楽しめますが、ただ眺めているだけですら楽しめる数少ない漫画ではないでしょうか。一コマがひとつの海外として完成しています。何かを超越している武蔵と小次郎に対して、醜い部分、小心者丸出しの又八の苦悩と葛藤が人間らしく、また寂しげです。 もう連載開始から10年ですよね。これからの展開が楽しみです。
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斬り合うことでしか、人と会話できないとしたら。 そして、話し合った結果、必ずどちらかが死んでしまうのだとしたら。 佐々木小次郎、なんという、悲しい人物なのだと思います。
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小次郎編のつづき。小次郎は表情こそ笑顔だが、そこには剣と剣でアツく語り合う漢の世界が・・・あるはずw。(2005/6/7)貸出中。
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宮本武蔵ブームを作り出した、井上雄彦先生の代表作の一つ。 序盤から続いた武蔵の成長の課程に続き、本巻はそのライバル、佐々木小次郎に焦点を当てたエピソードのクライマックスと思われる内容。これに伴い、物語全体もいよいよ最高潮えと近づいていくんだと思われますが、正直言って感情移入しにく...
宮本武蔵ブームを作り出した、井上雄彦先生の代表作の一つ。 序盤から続いた武蔵の成長の課程に続き、本巻はそのライバル、佐々木小次郎に焦点を当てたエピソードのクライマックスと思われる内容。これに伴い、物語全体もいよいよ最高潮えと近づいていくんだと思われますが、正直言って感情移入しにくい小次郎のエピソードは、飽きが来るのが早かった部分でもあります。
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この巻では台詞回しのほとんどない剣と剣のぶつかり合いを描いている。佐々木小次郎の耳が聞こえないという設定のせいでもあるが、なんというか・・・この段階になると表情だけで言わんとするところを語っているような。因みに次巻の21巻からは新章が始まるようだ。ついに武蔵と小次郎が絡むことにな...
この巻では台詞回しのほとんどない剣と剣のぶつかり合いを描いている。佐々木小次郎の耳が聞こえないという設定のせいでもあるが、なんというか・・・この段階になると表情だけで言わんとするところを語っているような。因みに次巻の21巻からは新章が始まるようだ。ついに武蔵と小次郎が絡むことになるらしい。待ちくたびれた感も大きいが、やはり楽しみだ
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