へうげもの(1) の商品レビュー
テーマが独特の戦国時代作品
主人公に戦国時代に実在した「古田織部」という人物を起用して、茶器や建築、美術などの部分にスポットを当てて描いた作品です。他の戦国時代を扱った作品とは、テーマが一風変わっているけれど、信長や秀吉、家康といった有名な戦国大名も登場して、作者独特の世界観が楽しめると思います。歴史にそれ...
主人公に戦国時代に実在した「古田織部」という人物を起用して、茶器や建築、美術などの部分にスポットを当てて描いた作品です。他の戦国時代を扱った作品とは、テーマが一風変わっているけれど、信長や秀吉、家康といった有名な戦国大名も登場して、作者独特の世界観が楽しめると思います。歴史にそれほど興味があるわけではないという人にもおススメです。
らん
千利休の弟子、古田織部を主人公とした歴史漫画。全25巻。ギャグとシリアスで半々なうえ、シュールギャグなので人を選びそうではある。うすた京介が好きな自分にはハマった。残念ながら絶版。 16世紀後半、戦国末期における武将同士の関係や当時の文化の勉強にもなる。織田信長が茶器を独占し価...
千利休の弟子、古田織部を主人公とした歴史漫画。全25巻。ギャグとシリアスで半々なうえ、シュールギャグなので人を選びそうではある。うすた京介が好きな自分にはハマった。残念ながら絶版。 16世紀後半、戦国末期における武将同士の関係や当時の文化の勉強にもなる。織田信長が茶器を独占し価値を高めた的な説明を教科書で読んでもピンとこなかったが、漫画で読むと腑に落ちた。また、こんなのあり得ないだろという行動が史実通りだったりするので自分で調べてみると面白いと思う。個人的には禁中茶会で正親町天皇に見ほれる豊臣秀吉を千利休が親の仇のように睨むシーンが一番好き。
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ネゴシエイターとして舌先三寸で何とか世をしのぐ古田佐介は、物欲の塊にまみれてなんかするのであった。 千宗易にこの時点で師事するのね。 あと、センスのモデルを嫁のおっぱいに求める我らがへうげもの古田さんは、嫁を切らんとする。 安土城評の「ズドギュッ」てふのは、なんか珍宝みがあ...
ネゴシエイターとして舌先三寸で何とか世をしのぐ古田佐介は、物欲の塊にまみれてなんかするのであった。 千宗易にこの時点で師事するのね。 あと、センスのモデルを嫁のおっぱいに求める我らがへうげもの古田さんは、嫁を切らんとする。 安土城評の「ズドギュッ」てふのは、なんか珍宝みがある。
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面白い!続きが読みたい! 漫画で学べる、信長の戦国時代。 古田佐介の数寄者っぷりが気持ちいい!器が見事で、それを理解する者、その関係がいい、全巻欲しい! 信長に謀反を働くよう羽柴秀吉と明智光秀を唆す千宗易…これからどうなる⁈ 茶の湯ではその偽らざる心こそ尊いのです 一切...
面白い!続きが読みたい! 漫画で学べる、信長の戦国時代。 古田佐介の数寄者っぷりが気持ちいい!器が見事で、それを理解する者、その関係がいい、全巻欲しい! 信長に謀反を働くよう羽柴秀吉と明智光秀を唆す千宗易…これからどうなる⁈ 茶の湯ではその偽らざる心こそ尊いのです 一切の無駄がなく 黒であることすら主張せず ただただここに在る 器は今ここに極まりました 崇高な3つの茶入 肩衡かたつき 「新田」 新田義貞→村田珠光へ 肩つき 「初花」 楊貴妃→8代 足利義政へ 肩つき 「楢柴」ならしば 博多の島井→足利義政へ
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久しぶりに再読。やっぱり面白い! 佐介の数寄者としての姿勢が、本当に心から名物が好きな人って感じで好感が持てる。 知識や蘊蓄をつらつら述べるでなく、「どぺぇっ!」とか「のぺぇっ!」みたいな言葉にならない自分の印象のままに数寄を愛する態度、素朴で好きだなぁ。 信長も秀吉も千利休も、...
久しぶりに再読。やっぱり面白い! 佐介の数寄者としての姿勢が、本当に心から名物が好きな人って感じで好感が持てる。 知識や蘊蓄をつらつら述べるでなく、「どぺぇっ!」とか「のぺぇっ!」みたいな言葉にならない自分の印象のままに数寄を愛する態度、素朴で好きだなぁ。 信長も秀吉も千利休も、みんな俗っぽくてみんな良い! 歴史考証的にどうなのかとか分からないけど(多分他の歴史ものよりだいぶふわっとしてる?)、実際に生きた彼らが内心こんなこと考えながら戦に明け暮れていてもおかしくないな……と思ってしまう不思議な説得力があるんですよね。
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うーん、すごい漫画だな。甲に対して乙なものが、二番のイマイチ的な意味から、気の利いてちょっといいなと思わせるという意味に価値転倒した。日本人の美意識というのはなかなかに面白いのだなと再確認できる、まさに乙な漫画。 生か死か、武か数奇か、それが問題だ!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大名物(おおめいぶつ)平グモの茶釜(地をはうような異形が蜘蛛に似ていると命名された)なんとなまめかしい黒がねの地肌なんと「のぺえっ」とした異形の、いや「どぺえっ」か!山上宗二が「良くない」と評したそう。 三本杉の波紋。業物(わざもの)「関の孫六 兼元」。 大名物「荒木高麗」。室町東山書院より伝わる天下の染付茶碗。なんと見事なカイラギ(茶碗の高台付近にかかった釉(うわぐすり)がちぢれて、こまかいひび割れが出た状態のこと。なんと美しい枇杷(びわ)色の地肌、器に柄を染め付けるなど誰が考えようか。 唐物(からもの)熊川形青色茶碗(こもがいなりあおいろぢゃわん)※朝鮮慶尚南道熊川港より搬出した茶碗。枇杷色の釉(うわぐすり)がかかり緑が反る。まるで清水がペロンと器になったような淡青鮮やかな見事さ。 名物「八角釜」。 そもそも名物とは堺のものが呼び始めたもの・・・見た目の風情だけでなく所蔵していた人物の品格や歴史をも踏まえて価値を決めているのです。 「九十九髪茄子」:茄子形(なり)の茶入れでは最高のもの。 最も崇高なる三つの茶入れ、一つは信長様に渡った型衡形(かたつきなり)の茶入れ「新田」。二つ目はこれも信長様の手にある肩衡「初花」。そしてもう一つは九州博多の豪商島井(しまい)殿の持つ肩衡「楢柴(ならしば)」。どれ一つ取っても一国以上もの価値に相当します。もし三つ揃えたならば、それはもう天下を獲ったと言っても過言ではありますまい。 「新田」肩衡、源氏の英雄・新田義貞公から茶の湯の祖・村田珠光翁(じゅこうおう)へと渡った堂々たる姿のものであると・・・ そして「初花」肩衡、楊貴妃が持ち八代将軍・足利義政公へ渡ったとされる清々しい逸品・・・ 最後が博多の島井殿が手にある「楢柴」肩衡、これも義政公が愛でた茶入れで、飴色が美しい下膨(しもぶく)らみのものだそうな・・・
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不機嫌な信長の笑いを取れるぐらいな、数寄者が辿る戦国時代。織部焼ぐらいしか知らなかったので興味深い。 肝臓を悪くしたようなドス黒い秀吉の面構えが良い。
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昔立ち読みはしてたものの買ったことはなかったんだけどブックウォーカーで無料だったので読んでみた。 やっぱけっこう面白いんだよなあ。歴史をまた違った角度で見る面白さというか。陶器好きが高じて活躍していく話っていうのは、今のなろう系の俺つえーに通じる物がある気がする。
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