蟲師(2) の商品レビュー
淡幽とギンコが約束するシーンかなりグッときた。淡幽好きだ…… 綿胞子とギンコの、「僕らは悪くない」「俺らも悪かない」ってやり取りがこの作品で繰り返し描かれているテーマみたいなものなんだろうなと思う
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ふぇふぇふぇ… あーなんだかね〜 きっもち悪いんだけど、ロマンがあるんですよ〜 「筆の海」では「禁種の蟲」を封じるために「蟲師」の体験談を書き続ける宿命の「筆記者」がいる。その筆記者が綴った書物を納めた書庫の扉を開けるとそこは「オペラ座の怪人」の部屋への通路みたいに真っ暗な中を行...
ふぇふぇふぇ… あーなんだかね〜 きっもち悪いんだけど、ロマンがあるんですよ〜 「筆の海」では「禁種の蟲」を封じるために「蟲師」の体験談を書き続ける宿命の「筆記者」がいる。その筆記者が綴った書物を納めた書庫の扉を開けるとそこは「オペラ座の怪人」の部屋への通路みたいに真っ暗な中を行燈を灯して進まねばならない。だが、その貴重な書物に出来た紙魚(しみ)が紙を食べ始める。「蟲」のことを綴った文字そのものが「蟲」となって蠢きだす。だけど、その筆記者は負けずに書き続けるのだ。体中を「耳なし芳一」のように文字の蟲に覆われながら。 「綿胞子」では人間のお腹の中の子供を食べた「綿吐(ワタハキ)」という蟲が人間の母体からアメーバーのような形で生まれ、捨てられた縁の下でいつの間にか人間の赤ん坊の姿になる。そしてワタヒコと名付けられ、大切に育てられるのだが、ある程度の歳になると死んでしまう。だが、その時にはまた、縁の下で次のワタヒコが生まれている。クローンのように同じワタヒコが次々生まれている。子供の親の夫婦はすっかりワタヒコに情が移っているのだが、ギンコは「いくら人間の形をしていても綿吐は悪い蟲だから殺さねばならないと言う。そして殺されると知ったワタヒコ達は一致団結して家を焼き尽くす。 「蟲」って菌類の胞子のようでもあり、腫瘍のようでもある。人間の住む世界や人間の体の中にいて、普通は共存しているのだけれど、蟲が強くなりすぎたり増えすぎるたりすると「カビ」や「ガン細胞」のようになる。退治せねばならないが、根絶しようとすると人間もやられてしまう。そういった「カビ」や「ガン細胞」を画像で見ると化学的な解明に近づくが、そういう解決方法に頼らない時代、宗教やおまじないや祈りのような方法で戦ったり共存したり、科学だけでなく、想像力で解決してきたんだなと思う。
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ギンコに心を寄せる淡幽。不自由な運命に対して心静かに抗う少女を描き、アニメ版でも秀逸だった「筆の海」。そして、母親の情の不明瞭さと不可思議さ、また脆さの中に潜む、子への愛の強さを画と物語で描出した逸品「綿胞子」。 他も素晴らしいライナップであるが、この二本には溜息をつくしかない程、つまり言葉にできない程素晴らしい。
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ハッピーエンド!というすっきりした終わり方はほぼないのですが、やはり独特の雰囲気や余韻にはまります。 ギンコだけ洋服なのがまた不思議でいい感じ。綿胞子の話がつらかったなあ。
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蟲師を初めて読んだけど、無茶苦茶面白いね。唯単に不可思議なだけではなく、自然と生きる人の姿がそこにあり、そこにとても憧れる。 綿胞子が好きです。 怪奇現象、妖怪、蟲、鬼、奇譚、神話、妖、物語など…この手の話は面白い。興味が尽きないね。
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読んでいる間、独特なこの蟲師の世界にどっぷりと浸っていられるのは至福の極みです。 特に、筆の海と、綿胞子のお話が美しくもおそろしく、とても好きです。 原作はアニメとはまた違った味わいがあっていいですね。
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読了。 1巻と変わらず、面白かった。 キャラクターの造形が凄く好み。 1話完結モノでこれだけ話を作れるんだから、凄いよなぁ。 10巻まで多分買うと思います。 あ、淡幽はまた出てくるんですよね……? あのキャラクターをここで置いて行ってしまうのはもったいない。
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一巻で感じた蟲を「生き物」として扱うこと、そしてこの二巻を読むことで、これは共生の物語なのかなという気持ちを強くした。それは「筆の海」の話ではっきり示したし、初めて蟲を滅しにかかった「綿胞子」でも最終的にああしている。ひとつのテーマを様々な形で描くことはなかなか難しい。それをきち...
一巻で感じた蟲を「生き物」として扱うこと、そしてこの二巻を読むことで、これは共生の物語なのかなという気持ちを強くした。それは「筆の海」の話ではっきり示したし、初めて蟲を滅しにかかった「綿胞子」でも最終的にああしている。ひとつのテーマを様々な形で描くことはなかなか難しい。それをきちんとこなしているのが、人気作たる所以かもしれない。
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全巻通して、ぶっちぎりで一番好きな話が「筆の海」。 ただ淡幽が好き、というか、ギンコと同じ方向を向いて”今を生きている”キャラクターである淡幽の存在感が、やはり群を抜いている。
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「筆の海」「綿胞子」がよかった。 蟲と人との繋がり。情。 気付けば蟲に操られている人たちが痛々しく、切ない。
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