モーツァルト の商品レビュー
日本盤は後に発売された独盤・蘭盤と同じ全14曲
1993年アメリカ、グランジとオルタナティブ・ロック全盛期に突然、1970年代のQUEEN風のサウンドで登場したロサンゼルスのバンド、MOZART。 これはそのMOZARTが1993年に発表した1stアルバム。 1970年代のQUEENの作品をプロデュースしていたRoy ...
1993年アメリカ、グランジとオルタナティブ・ロック全盛期に突然、1970年代のQUEEN風のサウンドで登場したロサンゼルスのバンド、MOZART。 これはそのMOZARTが1993年に発表した1stアルバム。 1970年代のQUEENの作品をプロデュースしていたRoy Thomas BakerがプロデュースするQUEENのようなバンド、ということで、当時、だいぶ期待を膨らませて聴きましたが、ちょっと期待外れでしたね。 曲を書いているのは、リード・ヴォーカルとピアノ担当のAdam Paskowitzなんですが、この人の書く曲が、QUEENのレヴェルには遠く、それが却ってQUEENの曲作りの素晴らしさを実感させられます。 それに、当時オランダから、Robby Valentine、Valensiaという2人のアーティストが、やはりQUEENを継承するかのような楽曲を発表していたため、どうしても彼らと比べてしまい、やはり、楽曲の魅力の無さが際立つ、という感じになってましたね。 たまたま彼らの2ndアルバムを入手したので、約30年ぶりに、この1stアルバムをじっくりと聴いてみましたが、2020年に聴いても、印象はやはり当時と同じ。 Roy Thomas Bakerがプロデュースしているせいなのか、楽曲は一応、QUEENの3rd、4thアルバムのような方向性ではあります。 ただ、QUEENの曲にある美しいメロディはMOZARTにはありません。Cole Porterのカバー曲が、一番メロディがいい、と感じさせます。 また、Freddie Mercuryの繊細な歌い方と比べて、MOZARTのAdam Paskowitzの歌い方は、豪快。 雑な表現をすると、David Lee Roth sings QUEEN、という感じなんですよね。 彼らは別名のTHE FLYSで、オルタナティブ・ロック・バンドとして活動、MOZARTとして作品を発表しなくなった頃までTHE FLYSとして作品を発表しているところから想像すると、このMOZARTのほうがお遊び的な別名バンドではなかったのかな、とさえ疑ってしまいました。
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