商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2026/08/31 |
| JAN | 9784488011611 |
- 書籍
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時計職人の娘(下)
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時計職人の娘(下)
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商品レビュー
4.4
5件のお客様レビュー
読み終わると館が主人公で、館の祝福を受けた人々の世代を超えた交流の物語だったんだと分かる。(作者さんがあとがきで解説しておられる) この感覚は、旧い館が残るイギリス(ヨーロッパ?)の文化だなぁと憧れる。日本でいうと座敷童?←屋敷には付かないから違うか 盗難も殺人もありミステリでも...
読み終わると館が主人公で、館の祝福を受けた人々の世代を超えた交流の物語だったんだと分かる。(作者さんがあとがきで解説しておられる) この感覚は、旧い館が残るイギリス(ヨーロッパ?)の文化だなぁと憧れる。日本でいうと座敷童?←屋敷には付かないから違うか 盗難も殺人もありミステリでもあるんだけど、とても豊かな物語でした。文学。真相を追って読み飛ばしちゃうと勿体ない、大切に読みたい作品だと思いつつ、若い恋人たちが辿った顛末が気になってしまい、一気読みしてしまいました。。
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下巻に入っても物語の全体像はなかなか見えてこない。ほぼ半ばまで読み進めたところで、「ここからの展開は非常に速くなる。」との文章が現れ、これまで語られてきた物語が一気に収斂していく。あらゆることが意味を持っていたことに気付かされるその手腕は見事だ。 ただ、複雑すぎて、ぼくの頭では少...
下巻に入っても物語の全体像はなかなか見えてこない。ほぼ半ばまで読み進めたところで、「ここからの展開は非常に速くなる。」との文章が現れ、これまで語られてきた物語が一気に収斂していく。あらゆることが意味を持っていたことに気付かされるその手腕は見事だ。 ただ、複雑すぎて、ぼくの頭では少々理解が追いつかなかった。年代ごとに人物と事件を書き出す必要があるかもしれない。 上巻の感想でも書いたが、本書は過去に起きた謎を探るだけのミステリーではない。ホラーやファンタジーの要素もあるし、ロマンス要素も強い。重厚な翻訳作品の醍醐味を堪能した。
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★5 セピア色の古い写真を眺めているような感覚になる… 過去と現在を結び、幾多の人々の運命が交錯する人間ドラマ #時計職人の娘 ※これまでのレビューは上巻にて https://booklog.jp/users/autumn522aki/archives/1/4488011608...
★5 セピア色の古い写真を眺めているような感覚になる… 過去と現在を結び、幾多の人々の運命が交錯する人間ドラマ #時計職人の娘 ※これまでのレビューは上巻にて https://booklog.jp/users/autumn522aki/archives/1/4488011608 まず本作を通して強く感じるのは、どこまでもまっすぐな愛情の形ですね。学生時代に書いたラブレターのような、ピュアで熱を帯びた愛のソレ。 作品の根底には、家族や夫婦、人と人との間に交わされる深い愛が脈をうっていて、ひとつの人生を丸ごと包み込むような年月をかけた愛に、深く胸を打たれるのです。それでもどこか現世離れした、幻想的で刹那的な揺らめきを感じてしまうのは何故でしょうか。まるで果てしない物語を旅しているような…、まあ実際に物語を読んでいるだけども。 そして、どこまでも美しく研ぎ澄まされた描写には息が漏れちゃいますね。情景描写が素晴らしいのは言わずもがなで、特に人間の描き方に安易な強さを与えていないのが素晴らしい。 台詞を極限まで削ぎ落としているからこそ、人物の性格や決断にどこか曖昧な余白が残されるのです。うっすらと靄がかかったような美しさに包まれ、どこまでも愛おしいくなるんですよね。 もし映像化されたら、きっといつまでもいつまでも眺めていたくなるような作品になるでしょうね。静かで優しい人間観察と、時間を遡る贅沢な旅を堪能できそう~ そして本作の肝、読み進めていると、一体誰の目線で物語が語られているのかがよくわかんない時があるです。どこか心地よい違和感が漂ってんだけど、だがこれにはちゃんと意味があります。 バーチウッド領主館に満ちる空気をその身で受け止めていれば、きっとその理由がわかる。そして物語が終息へ向かうにつれ真実が解き明かされ、ラストページではそこに込められた魂の温度が伝わってきます。 過去と現在を結び、幾多の人々の運命が交錯する人間ドラマ。セピア色の古い写真を眺めている感覚になる物語でした。 ■ ぜっさん推しポイント 人が最終的に辿り着く場所——「家」「home」が、本作の大きなテーマになっていると感じます。現代の日本社会において「家」という場所は時に窮屈に感じられることもあるかもしれない。 それでもやっぱり、生まれ育った実家に足を踏み入れるとふっと、心がほどけるような感覚があると思うんすよ。そこには母と父の思い出があり、さらに祖父や祖母の思い出も繋がっているから。
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