商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2026/08/21 |
| JAN | 9784065446652 |
- コミック
- 講談社
さがドーン ~江藤新平と肥前の妖怪~
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さがドーン ~江藤新平と肥前の妖怪~
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幕末肥前佐賀藩の鍋島直政と江藤新平の二人を主役に据えた「だんドーン」スピンオフ。まさかこの二人の物語で、泣かされることがあろうとは思いもしなかった。 この二人というか、藪医者呼ばわりされている佐野常民を入れての三人の関係に涙です。 「だんドーン」のようにシリアスとコメディを上手...
幕末肥前佐賀藩の鍋島直政と江藤新平の二人を主役に据えた「だんドーン」スピンオフ。まさかこの二人の物語で、泣かされることがあろうとは思いもしなかった。 この二人というか、藪医者呼ばわりされている佐野常民を入れての三人の関係に涙です。 「だんドーン」のようにシリアスとコメディを上手いこと絡めて、歴史漫画のわかりにくさと面白さを見せてくれている作者さんですが、紡がれ創り上げてゆく人の想いの強さと熱さを見せつけられるとは思いもしませんでした。人間が善意だけでなく、悪意も持ち合わせているものだということを容赦なく描く部分もある作風だと思うのです。そんな中で、さまざまな困難に妨げられても、情熱や野望、希望が成し遂げられたことを描かれてしまっては、ちょっと感極まります。善も悪も、一個の人間の中に等しく存在していて、どちらかに振り切れてしまうと、害悪として表現されてしまう、というのを見せられるんだよなぁ。 江藤新平という人物には、佐賀の乱の首謀者として処刑されたという教科書の印象でしかなかったので、それを払拭する作品を読めたのは良い読書経験になったと思います。やはり、多くの作品を読むことは大事で、違う立場の視点から読むことの経験値の素晴らしさです。 おそらく川路利良の「だんドーン」の連載で手一杯な中、同時進行で「さがドーン」を書き上げてしまったとなると、幕末という濃厚な時代を他の視点から描いてほしいなぁ、という期待が高まってしまいます。 鍋島直政や江藤新平の心中にあったものは、日本という国を守るという赤心。 その一途さで幕末という熱狂の時代を駆け抜け、明治への足がかりを作ったのだと思います。赤心の純粋さゆえに、彼らの望んだ時代を見ることはできませんでしたが、意思を共有し引き継いだ佐野常民によって、一つの結実を見ることとなりました。 良い男たちの物語を読みました。
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