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年貢 せめぎ合う江戸時代の領主と百姓 中公新書2920
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年貢 せめぎ合う江戸時代の領主と百姓 中公新書2920

渡辺尚志(著者)

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年貢 せめぎ合う江戸時代の領主と百姓 中公新書2920

1,155

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2026/07/23
JAN 9784121029201

年貢

¥1,155

商品レビュー

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2026/08/19

江戸時代の百姓=虐げられていた人々、というステレオタイプのイメージを覆す一冊。 おそらく、学校の授業では江戸時代の百姓は重い負担を強いられていました、という説明がなされていると思う。 しかし、実際の史料にみえる百姓はそうとは限らない。確かに重い負担はあったが、ただ耐える訳ではな...

江戸時代の百姓=虐げられていた人々、というステレオタイプのイメージを覆す一冊。 おそらく、学校の授業では江戸時代の百姓は重い負担を強いられていました、という説明がなされていると思う。 しかし、実際の史料にみえる百姓はそうとは限らない。確かに重い負担はあったが、ただ耐える訳ではなく、したたかに自律的に動いていた。 年貢の輸送に際して、廻船業者とトラブルになった際には、江戸において利害が一致する遠く離れた他国(他藩・他領)のリーダー層と共同し、交渉する政治力を見せている。 それも、本来的にはタブーとされ、場合によっては処刑される老中などへの直接訴訟を、処刑まではされないと計算した上で、複数人でタイミングや相手を分担して行うなど、かなりアクティブかつ緻密に幕府相手に交渉をしている。 また、江戸時代と明治時代は断絶していたように語られることもあるが、年貢から見ると、享保の改革以降、定額化・貨幣納化していったことにより、明治期の定額・金納化する地租改正への素地ができあがっていた、と江戸時代から明治時代への連続性を指摘する点も目から鱗だった。 「江戸時代の農民は虐げられていただけ」というステレオタイプのイメージを持っている人にオススメできる一冊。

Posted by ブクログ

2026/08/13
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※このレビューにはネタバレを含みます

<目次> 第1章  古代から豊臣政権期までの年貢 第2章  江戸時代の年貢 第3章  領主から見た年貢 第4章  百姓からみた年貢 第5章  年貢の賦課から上納まで 第6章  年貢をめぐる対立 第7章  年貢の矛盾が深まる 終章   年貢から地租へ <内容> 江戸時代の年貢について余すことなく記したもの。ただ江戸時代は幕領・藩でその税率や集納の仕方も違ったので、史料の残っている場所を例に紹介されているが、上手くまとめているので、わかりにくいことはなかった。そして自分の理解と大きく違ったところも少なく、授業を安心して行えると感じた。

Posted by ブクログ

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