商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2026/07/29 |
| JAN | 9784103814078 |
- 書籍
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水平と垂直
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水平と垂直
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商品レビュー
4.8
4件のお客様レビュー
ずっと読んでいられると思ったし、このまま続けてほしいと思いながら読み終わった。大学の授業のワークショップでの学生たちの物事に対する見方と文章の上手さに、創作する学科の学生ってこんなに凄いんだと驚いた。自分も試しにやってみようと思ったけど全く文章が浮かばなかった。妻の菫さんとのエピ...
ずっと読んでいられると思ったし、このまま続けてほしいと思いながら読み終わった。大学の授業のワークショップでの学生たちの物事に対する見方と文章の上手さに、創作する学科の学生ってこんなに凄いんだと驚いた。自分も試しにやってみようと思ったけど全く文章が浮かばなかった。妻の菫さんとのエピソードがなんだか心の温まるようなやりとりばかりで「もう、好き、続けて!」と心で思いながら読んでいた。佐伯一麦作品を初めて読んだけど、他の作品もとても気になるような出会いだったし、これからも書き続けてほしい。 ところどころ山路さんの昔のエピソードを振り返る場面があるのだけど、当時の自分が今の自分を見つめているような気がするといったあの感覚が好き。あとは山路さんが畑を耕している時に詩人のある詩を思い出して微笑むという場面で、本を読むということによって成り立つその微笑みはまさに読んできた本たちの重なりであったし、今自分が読んでいるものがそのまま通り過ぎようとも、いつかもしかしたらその微笑に立ち会う瞬間が訪れる時が来るかもしれない。それもまた水平と垂直なのかもしれないと思った。
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佐伯一麦「水平と垂直」新潮社読了。著者の私小説。自身は山路さんで登場。仙台に暮らし大阪南部の芸術系大学に非常勤として通う。作家業の傍ら創作ゼミで学生たちとの日常と仙台での暮らしや過去、菫さんとの暮らしがなぜか心地よく落ち着く。約500頁の大長編。まさに著者の水平と垂直が伝わってく...
佐伯一麦「水平と垂直」新潮社読了。著者の私小説。自身は山路さんで登場。仙台に暮らし大阪南部の芸術系大学に非常勤として通う。作家業の傍ら創作ゼミで学生たちとの日常と仙台での暮らしや過去、菫さんとの暮らしがなぜか心地よく落ち着く。約500頁の大長編。まさに著者の水平と垂直が伝わってくる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本作は、著者が大阪の大学で非常勤講師として、実際にゼミ生に小説の創作を教えて、その経験をもとに書いた作品である。デビュー以来私小説を書き続けてきた主人公は、大学に進学せずに働いたこともあって、大学の雰囲気や学生たちの生活に実感が湧かなかった。それでも妻の助言より、ワークショップ型のゼミを展開して、主人公と学生双方が真剣に、小説はもちろんのこと、それ以外のジャンルにも触れて、創作活動の本質に迫る。その為、本作は対象物の見方や小説の読解における着眼点、文章作成の要点など、著者による創作論がこの一冊に詰まっている。
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