商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2026/07/24 |
| JAN | 9784087700657 |
- 書籍
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商品レビュー
3.7
12件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
booklogの作品紹介に『人はみな、「幸せな物語」のための材料でしかない。』とあるが、これが小説の本質を言い当てている気がする。 「何時間でも会話が続く夫婦って、セックスの何十倍も深いセックスしているんじゃないかな」というネット上の書き込みを、本書とは全然関係のないところで目にした。 この書き込みを、文字どおり受け入れるわけではないが、会話が続くということは、二人の関係が信頼、相手への敬意や、尽きない興味にあふれていることだと私は思う。 『アクリル』に登場する夫婦は、こういう関係ではなかった。 妻が夢中になっている推し活に夫が参加することで、「仲の良い夫婦」「妻の趣味に理解のある夫婦」として、周囲から一目置かれるようになっていく。 一目置かれるようになると、気分がいい。 そこから、自分が何がしたいのかよりも、他人の目に映る自分の好感度を上げるための「物語」づくりが無自覚なままに始まる。 現代人、程度の差はあれ、みんな、こういう軸で生きている。 他人の目を気にして、取捨選択している部分あるんじゃないかな。 「アクリル」「アクスタ」からイメージされる、奥行、幅のない薄い何か。 奥行のない人生ーーとか、そういう何かを描いた作品だったのかな。 (レビューするのが難しい小説ですね) ここまで書いた後、次のサイトを見つけた。 著者インタビュー記事。 記事には「自己実現」という言葉がでてくる。 私がレビューで書いたことと、そう遠くない。 また、「アクスタ」ではなく「アクリル」とした理由も書いてあって、やっぱりそこのワードチョイス、気になるよね、って思った。 https://seidoku.shueisha.co.jp/2608/read02.html
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幸せとは、純粋とは、色々と考えされた。 装丁からはこんなに何段階も嫌な気持ちにさせられるとは思わなんだ。 行き過ぎた推し活嫁と理解のある彼くんって感じ。
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物語を生きるって言葉は他の本でも読んだことがあるけど、こんな考え方もあるのね。 ちょっと怖いけど興味深い。
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