商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2026/06/10 |
| JAN | 9784167925154 |
- 書籍
- 文庫
永遠と横道世之介(上)
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永遠と横道世之介(上)
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商品レビュー
4.6
7件のお客様レビュー
『横道世之介』シリーズ第3弾。 39歳となった横道世之介。カメラマンとして細々と生活しながら、『ドーミー吉祥寺の南』で暮らしている。祖母からドーミーを引き継いだあけみちゃんとは、未だ籍は入れずに同棲中。元芸人のサラリーマン・礼二さん、書店員の大福さん、大学生の谷尻くん、中学教師...
『横道世之介』シリーズ第3弾。 39歳となった横道世之介。カメラマンとして細々と生活しながら、『ドーミー吉祥寺の南』で暮らしている。祖母からドーミーを引き継いだあけみちゃんとは、未だ籍は入れずに同棲中。元芸人のサラリーマン・礼二さん、書店員の大福さん、大学生の谷尻くん、中学教師ムーさんの引きこもりの息子・一歩、の『ドーミー吉祥寺の南』の住人たちとの日々を送っている。 なんとなく、生きる世之介。ふわふわと中に浮いているように。 変わらない、本当にずっとこどものままだ。 亡くなった恋人・二千花を忘れられないために、あけみちゃんとの関係も… あけみちゃんにも、『2番目』と言ってしまう始末で。 本当に小学生かと… 誰からも愛される世之介。 世之介の周りにはほんわかとした雰囲気が生まれる。たとえ、南條さんであっても。 なんなんだろうな。 このまま世之介はどうなるんだろう。 あけみちゃんとは⁇
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上巻読了。 世之介シリーズお馴染みの、1章ごとに1か月が経過するスタイル。上巻は2007年9月から翌年2月の6章6か月が描かれている。世之介は38歳。 作者自身は作中で「ほとんどストーリーらしきストーリーがなく、もっと言えば、起承転結はもちろん、伏線があって最後に回収などという手...
上巻読了。 世之介シリーズお馴染みの、1章ごとに1か月が経過するスタイル。上巻は2007年9月から翌年2月の6章6か月が描かれている。世之介は38歳。 作者自身は作中で「ほとんどストーリーらしきストーリーがなく、もっと言えば、起承転結はもちろん、伏線があって最後に回収などという手の込んだ仕掛けもない」と述べているのだが、いやいやどうして、先輩カメラマン南郷との駆け出し時代の回想や、パートナーのあけみの祖母の若かりし日の描写などが挿入されていて、なかなかに凝っています。シンプルに見えるのは、作者の語り口と世之介の性格によるものでしょう。 世之介は、カメラマンとして独立しているにも関わらず、先輩南郷のアシスタントを続けていたりと、相変わらずの人の良さと推しの弱さ。愛おしいですね。 世之介シリーズはこれで完結とのこと。下巻のラスト6か月を楽しみたいと思います。
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このシリーズを読んでいると、横道世之介の持つぽかぽかとした風通しのよさ感がじんわり染み渡る。 出会った人をただ大切にし、相手の弱みすらジャッジしないで丸ごと受け入れてしまう世之介。誰もが武装を解いて、素の自分に戻ってしまうのがよく分かる。毎日「今日の晩ごはん何?」「やったあ」と...
このシリーズを読んでいると、横道世之介の持つぽかぽかとした風通しのよさ感がじんわり染み渡る。 出会った人をただ大切にし、相手の弱みすらジャッジしないで丸ごと受け入れてしまう世之介。誰もが武装を解いて、素の自分に戻ってしまうのがよく分かる。毎日「今日の晩ごはん何?」「やったあ」と言い合えるような、変化のない日常を当たり前に愛せる「幸せのハードルの低さ」がずっと印象深い。 人生の終わりに「いっぱい笑って、いっぱいサボって、いっぱい生きた」と思いたいという人生観が好き。肩の力を抜いて、身近な人を大切にしながら、一日一日を楽しく生きていきたいと思わせてくれる。 下巻も楽しみと思いつつ、読み終わるのも惜しいところ。
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