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南北朝時代 講談社現代新書2812
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南北朝時代 講談社現代新書2812

森茂暁(著者)

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南北朝時代 講談社現代新書2812

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2026/05/21
JAN 9784065435595

南北朝時代

¥1,320

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みんなの感想まとめ
  • 南北朝時代
  • 歴史探求
  • 足利尊氏
  • 政権形成
  • 鎌倉幕府
  • 滅亡過程
  • 公武合体
  • 新秩序創出
  • 太平記
  • 人々の活躍

混沌とした時代の日本史を描くこの作品は、鎌倉幕府から室町幕府への変遷を通じて、南北朝時代の複雑な状況を鮮やかに浮かび上がらせます。特に足利尊氏の役割がキーパーソンとして強調され、彼を中心に公武合体政権がどのように形成されていったのかが分かりやすく解説されています。地域ごとの歴史的背景や、建武政権と南北朝動乱期の違いを詳細に記述することで、読者は新たな視点から歴史を理解することができます。また、最近の研究成果を反映させた内容もあり、時代のキャラクターたちがどのように既存の秩序を打破し、新たな時代を切り開いていったのかを知ることができます。多彩な資料を駆使した意欲的な作品であり、歴史の流れをより深く理解したい方にとって、興味深い一冊となっています。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/10/04

・後醍醐が武家を包摂する形で構想した建武政権が、逆に足利尊氏が公家を包摂する形での公武統一政権に逢着した。 ・皇統の並立形式のきっかけを作ったの後宇多上皇であり、後醍醐は後宇多の嫡孫である邦良親王が皇位につくまでの中継ぎ役というのが当初のシナリオであった。 ・源義家には義親と義国...

・後醍醐が武家を包摂する形で構想した建武政権が、逆に足利尊氏が公家を包摂する形での公武統一政権に逢着した。 ・皇統の並立形式のきっかけを作ったの後宇多上皇であり、後醍醐は後宇多の嫡孫である邦良親王が皇位につくまでの中継ぎ役というのが当初のシナリオであった。 ・源義家には義親と義国という子があり、義親の後裔は頼朝ら鎌倉将軍家へ繋がり、義国の子として新田家の祖となる義重、足利家の祖となる義康が出た。 ・鎌倉時代の政治過程は将軍独裁→執権政治→得宗専制の3段階を通して理解される。将軍独裁は頼朝期を指し、執権政治は泰時期がピーク、得宗専制は時頼から高時(14代)の得宗による専制政治の時期を指す。 ・鎌倉幕府の滅亡とは北条得宗権力の滅亡であり、新たに建武政権が誕生しても統治制度の枠組み(機構や制度)は変わっていなかった。 ・建武の新政において守護は国司に匹敵する地方行政を担う地位と役割を与えられ、列島全体を視野に入れた全国政権となった。 ・1335年、高時の次子・時行が鎌倉幕府の再興を図って蜂起(中先代の乱)、尊氏は鎌倉を奪回し、結果的に尊氏が建武政権から離反するきっかけを作った。 ・尊氏の権限の中核に恩賞給付権、直義の権限の中核に訴訟裁許権。 ・観応の擾乱は、本質的に尊氏が直義から息子の義詮に権力を移動させるために引き起こしたもの。幕府開設当初において将軍一人が占拠すべき政治権力を二人で分掌するという体制的な構造矛盾(二頭政治)からもたらされたと考えられる。 ・観応の擾乱は、前半後半の2期に分けて考えられる。前半は直義が高師直と衝突して敗れ、政道を辞退するに至るまでの期間。後半は、直義が策略として南朝と結び、師直を討ち取って政局に復帰するものの、尊氏の後継・義詮と対立・敗北するまでの期間。 ・南北朝期の関東の軍事情勢は鎌倉府の長官たる鎌倉公方と、その補佐役である関東執事(のちの関東管領)の変遷に注目すれば良いが、二頭政治の関東版と捉えられる。

Posted by ブクログ

2026/09/28

何だかよく分からない南北朝時代(日本)のことがよく分かるようになる!かも……。   プレイヤーたちが入り乱れて表裏がころころと変転する複雑怪奇な南北朝時代(日本)。その全体像と本質を丁寧に解きほぐしてくれる一冊です。   <個人的な感想> 本書「南北朝時代」は、日本における南北朝...

何だかよく分からない南北朝時代(日本)のことがよく分かるようになる!かも……。   プレイヤーたちが入り乱れて表裏がころころと変転する複雑怪奇な南北朝時代(日本)。その全体像と本質を丁寧に解きほぐしてくれる一冊です。   <個人的な感想> 本書「南北朝時代」は、日本における南北朝時代の全体像が掴めるとともに、本格的な武家政権の確立のプロセスが理解できる、とても助かる書籍だなーという印象です。 当然と言えば当然なのかもしれませんが、歴史の勝者となる足利将軍の視点からの解説や叙述が中心となっています。もちろん南朝(後醍醐天皇)からの視点を欠いているわけではありません。重心が、最終的にヘゲモニーを握った足利将軍(室町幕府と北朝)の政権確立というプロセスの歴史的な分析と解説にやはりならざるをえない、といったところでしょうか。 そのため、足利将軍(室町幕府)がいかにして朝廷(天皇と公家社会)を包摂して武家政治を構築していったかという論考が非常に分かりやすく納得できます。著者が記述する足利尊氏の意図については、どこまでそれほど深い真意があったかは分かりかねますが。 著者が本書内で重ねて指摘している、南朝と北朝の対立は決定的なものではなかった、というところが個人的には「なるほど」と腑に落ちました。どちらも相手方を殲滅させるような紛争にはエスカレーションしなかったのは「そんなことすれば天皇家そのものが滅亡するとともに公家社会が存在意義を失ってしまう」という危機意識の相互理解があったのかもしれません。 こうして、天皇家と公家はその後の戦国時代も曲がりなりにも存続できたのでしょうか。ある意味、日本的なムラ社会特有のなあなあの空気感。「和を以て貴しとなす」ということに落ち着く。良くも悪くもですが。 南北朝という動乱時代を経て、朝廷は日本各地の荘園等領地の実質的な支配を失っていきました。領地の権力と貢納を実現するためには同地の武士たちの力と同意(強制を行使しうる軍事力)なくして権力や貢納を成しえない状況が進行していったのですかね。 そんなわけで、本書「南北朝時代」は、日本の中世つまり武家政治(鎌倉時代から始まり)の確立そして朝廷の実質的権力喪失と象徴化というプロセスをよく理解できる一冊といえるかなーと感じました。   ※そのほか詳細は別途、ブログ「note」にて掲載しております。よかったらご参照ください。 https://note.com/rekishi_info/n/ndd300b0daaed?app_launch=false

Posted by ブクログ

2026/09/10

2026年の新刊なので、何か新事実が紹介されているのかなとひもとく。 尊氏→義詮→義満の流れで、公武合体政権が完成していく模様は分かりやすい。地域別に、建武政権下と南北朝動乱期を記述していくのもおもしろい。

Posted by ブクログ

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