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007 薔薇と拳銃 新訳版 創元推理文庫
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007 薔薇と拳銃 新訳版 創元推理文庫

イアン・フレミング(著者), 白石朗(訳者)

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007 薔薇と拳銃 新訳版 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2026/05/09
JAN 9784488138110

007 薔薇と拳銃 新訳版

¥1,320

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2026/06/07

2026/6/6読了 『薔薇と拳銃』……ロマンスと危険の香り漂う、007シリーズらしいタイトルだと思ったら、日本版オリジナルだった。タイトルといえば、収載5編中、3編のタイトルが映画版に流用されているが、内容はほぼ関係ないという……それなら、いっそのこと『薔薇と拳銃』のタイトルで...

2026/6/6読了 『薔薇と拳銃』……ロマンスと危険の香り漂う、007シリーズらしいタイトルだと思ったら、日本版オリジナルだった。タイトルといえば、収載5編中、3編のタイトルが映画版に流用されているが、内容はほぼ関係ないという……それなら、いっそのこと『薔薇と拳銃』のタイトルで新作撮ってくれませんかね? 以下、タイトルは映画に活かされた作品の感想。 『薔薇と拳銃』(”From a View to a Kill”)→『007/ 美しき獲物たち』(”A View to a Kill”, 1985)―― 昔の007映画だと、悪の組織がとんでもない所に秘密基地を作っていて、「いやいや、バレずにそんなもの作るの無理だろ!」と突っ込みたくなるのだが、本作の敵のアジトとかその原型かも。まあ、大戦中にドイツ軍が作っていたものを戦後に流用したという設定なのだろうけど……。 『読後焼却すべし』(”For Your Eyes Only)→『007/ ユア・アイズ・オンリー』(”For Your Eyes Only”, 1981)―― 本作と別の収載作『危険』のストーリーの一部は映画版にも活かされている。ボンドが正式な任務でない私的制裁を加えるというメインのストーリーは、『007/ 消されたライセンス』(1989)――こっちは完全にボンド自身の私怨によるものだったけど――を思い起こさせる。しかし、本作の結末は、一種の“吊り橋効果”に依るモノですかね? 『慰藉の定量』(”Quantum of Solace”)→『007/ 慰めの報酬』(”Quantum of Solace”, 2009)―― バハマの総督官邸でのパーティで、あるカップルの不幸な結婚生活の顛末を聞かされるだけ、アクション・シーン一切無しの異色作。巻末解説によると、S・モームの”Ashenden”(『英国諜報員アシェンデン』、新潮文庫)の1エピソードと構造が一緒。共に戦時中の諜報活動経験がある、先輩モームに対する後輩フレミングのオマージュではないかとのことだが、話の受け止め方の温度差に、アシェンデンとボンドの……というより、『月と六ペンス』『人間の絆』といった何のために生きるかを模索するような作品を書いたモームと、J・ボンドという男の願望全部乗せのキャラクターを創造したフレミングの違いを薄らと感じる。

Posted by ブクログ

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