商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 鉄人社 |
| 発売年月日 | 2026/04/30 |
| JAN | 9784865373233 |
- 書籍
- 文庫
戦後まもない日本で起きた30の怖い事件
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戦後まもない日本で起きた30の怖い事件
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鉄人ノンフィクション編集部『戦後まもない日本で起きた30の怖い事件』鉄人文庫。 所謂、コンビニ本。近所と言っても自宅から5キロの距離にある最も近いコンビニで購入した。この手の本にしては1つ1つの事件について、かなり詳しく書かれているので、意外に面白かった。 小平事件、帝銀事件...
鉄人ノンフィクション編集部『戦後まもない日本で起きた30の怖い事件』鉄人文庫。 所謂、コンビニ本。近所と言っても自宅から5キロの距離にある最も近いコンビニで購入した。この手の本にしては1つ1つの事件について、かなり詳しく書かれているので、意外に面白かった。 小平事件、帝銀事件、下山事件、三鷹事件、松川事件、徳島ラジオ商事件などは類似した犯罪記録ノンフィクションや事件を題材にしたフィクション小説などで何度か読んでいる。 その中の1つ松川事件の舞台は福島市の南部に位置する松川町内を走る鉄道で起きた列車の脱線事故で『国鉄三大ミステリー』の1つである。自分は月に一度、仕事で松川に足を運んでいるのだが、そのような事件が起きたとは思えない穏やかな場所である。実は今日も午後からその松川で仕事であった。 1945年8月15日、終戦を迎えた日本は占領軍による統治が行われ、従来の価値観が崩壊する。食糧不足や失業など社会は混乱し、常識では考えられない凶悪事件が相次いだようだ。 無論、現代社会に於いても信じられないような凶悪事件が起きている。京都府南丹市で養父が小学生男児を殺害し、死体を遺棄した事件、旭山動物園の園内にある焼却炉で職員の夫が妻の死体を焼却した事件、44歳の男が東京都福生市の住宅街でハンマーを振り回すなどして男子高校生2人と警官3人に重軽傷を負わせて逃亡した事件など、今日もテレビや新聞で凶悪事件について報道されている。 貧困家庭や失業の増加、食糧不足、経済格差の拡大など、社会が混乱し、世の中がが不安に包まれると、こうした凶悪事件が増加する傾向にあるのだが、凶悪事件が多発する現代社会は戦後の混乱期と余り変わらないのではなどと考えたりもする。 第1章では『一家皆殺し事件』を取り上げている。全て知らない事件ばかりだった。一家7人殺しや8人殺しといった凶悪事件が紹介されているが、犯人は心神喪失や精神疾患により死刑から無期懲役に減刑され、20年程で仮出所したり、恩赦により死刑を減刑されたりと、犯した犯罪と刑が釣り合っていないように思う。 第2章では『戦慄』というタイトルで、最初に有名な小平事件が詳しく描かれている。少なくとも7人の女性を強姦し、殺害したとされる小平義雄の鬼畜の所業には驚かされる。貰い子ビジネスでボロ儲けした上に169人の子供たちを衰弱死させた寿産院事件も恐ろしい事件である。 第3章は『占領下の深き闇』として、帝銀事件、国鉄三大ミステリーの下山事件、三鷹事件、松川事件、日航機「もく星号」墜落事件が紹介される。特に下山事件は松本清張が『日本の黒い霧』の中で他殺説に言及した推理や朝日新聞記者の矢田美喜雄の『謀殺 下山事件』、柴田哲孝の『下山事件 最後の証言』などに描かれる他殺説についても詳しく描かれている。 第4章は『アプレゲールという名の破滅』という聞き慣れない単語がタイトルに付いている。アプレゲールとは戦後派を意味し、戦後の混乱期・復興期に従来の価値観や道徳観に囚われない無軌道な若者による犯罪をアプレゲール犯罪と呼ぶようだ。そういう意味では金閣寺放火事件はちょっと違うような気がする。 第5章は『震撼』というタイトルだ。歪んだ欲望による良家令嬢の誘拐連れ回し事件、貧困による強盗放火事件、痴情のもつれによるバラバラ殺人事件など、まさに読者を震撼させる凶悪事件が描かれる。 定価935円 ★★★★★
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