商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 秋田書店 |
| 発売年月日 | 2026/04/16 |
| JAN | 9784253012928 |
- コミック
- 秋田書店
となりの宮廷料理人(3)
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となりの宮廷料理人(3)
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商品レビュー
5
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この(3)も、味に深みがあって、めっちゃ読み応えがガッツリしてる。 ミステリー要素を含んだストーリーに力が入っている一方で、料理の描写は手が抜かれていないし、キャラの精神的な変化や成長も、しっかりと描かれている。 いや、しかし、まさか、あの竹宮惠子先生が、帯にコメントを寄せてくれるとはビックリ。 杉元先生が、一番、テンションをブチ上げているだろうけど、(1)から読んでいるファンからしても、竹宮先生が注目してくれているのは嬉しい限り。 もちろん、この(3)は内容も良く、竹宮先生をますます唸らせたに違いない、と思えるだけのものだった。 改めて、幸せな人生を送るには、美味しい食事が大切だ、と実感させてくれる。 どんな人間であろうと、食べなきゃ生きていけないが、生きる為だけの食事では体の健康は維持できても、心の健やかさまでは得られないのだ。 何を食べても、美味しい、が解からない、自分にとっての「美味しい」を知ろうと努力しない人生は、何か寂しい。 人によって、美味しい、と感じるもの、瞬間は異なってくるけど、それを共有、共感できる誰かが近くにいる事も、また、人生においては恵みだ。 トラブルの中で記憶の一端がフラッシュバックしたゴンさん。果たして、彼は一体、何者なのか。そして、「自分」を取り戻した時、律やキラトたちとの関係性はどうなってしまうのか、これからが、ますます、楽しみになり、お腹が空いて来る・・・ この台詞を引用に選んだのは、この『となりの宮廷料理人』の中心にいる主人公が律なのは大正解だな、と感じるものだったので。 事情があったとは言え、ギリギリのラインを越える事をしてしまっていた律。 けど、そこから先、戻って来られなくなるトコまで進まず、また、ゴンさんを見捨てられず、キラトを仲間の一員に加えてしまうあたり、つくづく、律は悪人になれないんだろう。 いざって時や相手が外道である場合は、非情になれるにしろ、基本的には、誰かを幸せにしたい、と考えられる人間だ。 だから、やっぱり、律こそが、この『となりの宮廷料理人』のメインで良いのだ。 (父の会社が経営悪化で傾き出したころ・・・ 『お前たちは金食い虫だ!!』『外に出て働いて家に金を入れろ!!』 仲がよかった家族でも酷い言葉で罵るようになっちゃうんだと思って。 自分が見捨てられたから、疲れても、つらくても、誰かを見捨てれば、あのとき、ゴンさんの手を放したら) 「俺は終わるかもって感じがしたんだ。それだけだ」(by律) もう一つ、グッと来た台詞を紹介。 幸せに生きていく方法は色々とあるけど、やっぱり、自分にとっての「楽しい」や「大事」を知っておく事は必要なんだろう。 もちろん、他人の不幸の上で自分だけが幸せになるのは以ての外にしろ、名前も顔も知らない誰かに遠慮して、自分にとっての「楽しい」や「大事」を忘れてしまったら、人生はスカスカになってしまう。 自分にとっての「楽しい」や「大事」、言い換えるなら、芯だろうか? 芯がある人は、実際、楽しそうに生きられているもんなぁ。 「グランプリは審査員とお客さんの投票を集計して、最後に発表するみたいだね」 「でも、今回のメニューはすごくおいしいから、この料理をゴンさんが思い出しただけでも、なんかワクワクしてるんだ。生きてて楽しいって思うことや、なにかを大事だなって思う気持ち・・・ずいぶん忘れてた」(by美優、律) そして、この台詞は、律とキラトの絆がグッと強まったものなので、ぜひ、紹介させて欲しい。 親分子分の関係じゃなく、同じ夢を実現させるために、それぞれが出来る事を全力でやる、そんなチームって感じだ。 お互いの得意不得意を把握できてるから、相手に頼りきりにはならず、絶妙な距離感で、それぞれが努力をしているからこそ、上手く回っている感じだ。 夢の規模を考えると、もう少し、個性が際立っているキャラが何人か欲しいけど、今の三人がベストっぽいからなぁ、実に悩ましい。 「食の仕事で自己表現したいなら、コンセプトやイメージ戦略も・・・あってもいいけど、たぶん・・・店を持ちたいってのは、隔たりのない世界で言葉にできない喜びで誰かとつながってたい、そういう願いみたいなものが・・・俺にあるからで、実現は・・・大変だけど、俺についてくるか?」 「来るな、と言っても、ついていきますよ!!」(by律、キラト)
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巨匠・竹宮惠子先生 大注目(紙書籍帯)のお言葉に胸が熱くなります! 3巻ではキラトくんが正式に加わり、新生『山東ダイナー』が始動。 律くんが先頭に立って困難を突破していく姿は、何かを始めようとする人、壁にぶつかっている人にとっての大きな指針になります。 物語を通して、山東...
巨匠・竹宮惠子先生 大注目(紙書籍帯)のお言葉に胸が熱くなります! 3巻ではキラトくんが正式に加わり、新生『山東ダイナー』が始動。 律くんが先頭に立って困難を突破していく姿は、何かを始めようとする人、壁にぶつかっている人にとっての大きな指針になります。 物語を通して、山東料理のルーツや偉人の金言などを学べる知的な楽しさはもちろん、正しい道を行くことで新たな人脈が広がっていく展開には、未来への希望を感じずにはいられません。 何より、作中の料理描写がたまらなく美味しそう!宮廷料理なのに、庶民にも作れる。一口で虜になるような味わい深さ。巻末レシピを実際に作ってみると、その「身体への優しさ」と「満足感」に驚きます。今では家族から催促される、我が家の定番ご飯になりました。 3巻ではゴンさんの記憶に衝撃を受け、3人の結束力に胸が熱くなり、時には爆笑させられ…感情が大きく揺さぶられます。 特に、キラトくんの胸にある「ほのかに甘い幼い日の思い出」と、「理不尽な偏見」。その二つの間で揺れるくすぶる感情を、これほどまでに細やかに描けるのは、まさに杉本亜未先生ならではの筆致です。 今、もし生きることに挫けそうで、前を向けなくなっている人がいたら、どうかこの作品を手に取ってほしいです。行き詰まって立ち上がれないときこそ、この3人のように「まずは生きる。そして食べる」。そこからゆっくりと、できることから始めてはいかがでしょうか。 まずはレシピを再現して、心と体を温めることから始めてみるのを強くおすすめします。山東ダイナーのこれからと、ゴンさんの謎が明かされる日が今から待ち遠しいです!
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