商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
| 発売年月日 | 2026/04/09 |
| JAN | 9784344435452 |
- 書籍
- 文庫
椿ノ恋文
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椿ノ恋文
¥891
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商品レビュー
4.2
69件のお客様レビュー
前作から少し時間が経っているのですが、読み始めるとすぐに、鳩子の、ツバキ文具店の世界に引き込まれます。安定の三作目。 鳩子が代書する手紙も、義母への異物混入を指摘するものや、余命少ない癌患者の母から結婚式を間近に控えた娘へのものなど、伝えたいことがあるのだけれどどう伝えたらよい...
前作から少し時間が経っているのですが、読み始めるとすぐに、鳩子の、ツバキ文具店の世界に引き込まれます。安定の三作目。 鳩子が代書する手紙も、義母への異物混入を指摘するものや、余命少ない癌患者の母から結婚式を間近に控えた娘へのものなど、伝えたいことがあるのだけれどどう伝えたらよいかわからない類の案件で、よく考えられた文面は配慮と思いやりに満ちているけれど、悪く言えば従来通りといった感じです。 ですが今回のメイントピックスはQPちゃんの反抗期および先代の恋文。 前作から数年が経ち、天使のようだったQPちゃんも中学3年生。そりゃいろいろありますよね。 そして、先代の若かりし日の恋文が発見されます。厳格で、間違ったことは一切しなさそうだった先代のイメージを覆すような許されざる恋の証し。 「たとえどちらかが姿を消してしまっても、関係は続くのだということを、そして生前よりも親しくなれるのだということを、先代が身をもって教えてくれている。親孝行は、親が死んでしまってからでも可能なのだ。」 という鳩子の言葉には勇気づけられましたけど、やっぱり手紙や写真やメールはマメに処分しておかなきゃなとも思いました。 面白かったです。
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あらゆる場面で何度も涙を流しました。 QPちゃんのリアルな成長する姿、ポッポちゃんの親としての葛藤、お互い素直な言葉で感謝を言いあうやりとりなど、一緒に過ぎていく時間を感じたくてじっくり読みました。3作通じてひとことでは言い表すことができないほどじわっと感動しました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2023年10月に刊行された「ツバキ文具店」のシリーズ第3弾の文庫版。 どうして単行本発売時に気がつかなかったのか、我ながら不思議ですが・・・ なので、「キラキラ共和国」から随分と時間が経ってしまった気がする。 その間に、鳩子の生活が激変していたのも無理のないことかもしれない。 鳩子は、守景ミツローと結婚して、その娘のQPちゃんこと陽菜と3人家族になった。 その後の鳩子は・・・ 一人目の女児・小梅を出産、そして思わぬことに年子で男児・蓮太郎を出産した。 甘い生活は一変。 「キラキラ共和国」の後、鳩子は現実の生活に揉まれていた。 独身時代に通った店などは何年も足が遠のいている そして今、鳩子を一番悩ませているのは、反抗期のQP。 家族の中で鳩子にだけ態度が違う。舌打ちされたり睨まれたり、無視されたり。あんなに仲良しさんだったのに。 代書の依頼の中にも、家族ゆえにうまく伝えられないという悩みが多い。 家族は意外と難しい。 それでも、幸せは日々もがく泥の中にあるのかもしれない、と鳩子が思えるようになるまでの物語。 「子どもたちみんな、お日様の光を浴びて、すくすくと無事に育ってくれたら、もうそれで大満足だ」 そんな鳩子の生活と、再開した代書屋に持ち込まれるさまざまな人たちの悩みと、そしてタイトル『椿ノ恋文』に象徴される「先代の恋」が描かれる。 先代とは、鳩子の祖母であり、ツバキ文具店の前(さき)の店主であり、鳩子の代書業の師匠である、雨宮かし子である。 遺品の中から発見された手紙には、厳しかった祖母らしからぬ燃える恋心がめんめんと綴られていて、鳩子は困惑する。 そして、これを鎮めるのも自分の役目と覚悟するのだった。 先代が、病院のベッドで書いていた最後の手紙の、「あなたとの縁を断ち切るために身籠り、出産した」というくだりは、ちょっと共感できなかった。 そういう理由でこの世に生を受けたら、その子は自分の存在をどう思うだろう。 そして、やっぱりバーバラ夫人は無敵だなと思う。 「男は嗜むもの。必需品にしてはいけない。ましてや消耗品にするなどルール違反。」 のめり込むタイプのかし子とは対照的に感じる。 京都出身の「知的ヤクザ」(鳩子の脳内あだ名)さんがいい味出していた。 紫陽花/金木犀/椿/明日葉/蓮
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