商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2026/02/18 |
| JAN | 9784106039423 |
- 書籍
- 書籍
危機の三十年
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
危機の三十年
¥1,925
在庫あり
商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
▼東京外国語大学附属図書館の所蔵状況(TUFS Library OPAC)https://www-lib.tufs.ac.jp/opac/recordID/catalog.bib/BD14891695
Posted by 
個人的に興味深く感じたのは、1989年以後の米国とヨーロッパによるロシアの「包摂」の挫折という物語を、同時代の国際政治学者の論説を紹介しながら記述していくスタイルだ。素人の僻目だが、著者は国際政治学研究の「レジーム・チェンジ」をも意識しているのではないか? 米英の研究者はしばし...
個人的に興味深く感じたのは、1989年以後の米国とヨーロッパによるロシアの「包摂」の挫折という物語を、同時代の国際政治学者の論説を紹介しながら記述していくスタイルだ。素人の僻目だが、著者は国際政治学研究の「レジーム・チェンジ」をも意識しているのではないか? 米英の研究者はしばしば政権内部に入ったりブレーンになったりするが、彼ら彼女らの理論構築と実践が、現在の事態を差し招いた一つの要因でもある、と。 だが、結局のところ本書が語る現代史は、大国の政治指導者たちの駆け引きの物語でしかないことも事実である。視座が米国/ヨーロッパ/ソ連=ロシアという三極の関係に限定されたことで、たとえば「ポスト冷戦」期に軍事的暴力の行使がどのように変化したか、その結果、大国間の恣意的な協調と対立によっていかに多くの人々が傷つけられ、この大地と環境が傷つけられたかはそもそも問題にされない。「ポスト冷戦」期の最大の失敗は「オスロ合意」の締結とその破綻だと個人的には思っているが、本書のフレームではそもそもイスラエルの問題が議論されない。さらに言えば、「ポスト冷戦」期の政治を動かした最大のファクターであるところの、資本主義と地球環境の行き詰まりという問題にもほぼまったく言及がない。 「ポスト冷戦」期は、冷戦時代に大国の権力によって抑圧され、覆い隠されていた政治の爪痕が明るみに引き出され、その問題意識が西洋中心主義的・大国中心主義的な歴史認識に対する批判とカウンター的実践に接続されていった時間でもあった。あらためて、著者とは異なる視座から、「ポスト冷戦」期の記憶と正義(Justice)にかかわる議論の展開を学びなおさなければ、と思った。
Posted by 
・2021.12 ソ連解体、住民投票によるウクライナ独立から30周年 ・2021.12 ロシア、米国などNATO食国に対して最後通牒を提示 ・2022.2 大規模なウクライナへの侵攻を開始
Posted by 
