商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版/日経BPマーケティン |
| 発売年月日 | 2026/02/06 |
| JAN | 9784296125661 |
- 書籍
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世界を解き明かす 地政学
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世界を解き明かす 地政学
¥1,980
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商品レビュー
3.9
17件のお客様レビュー
今起こっている社会的な事案は地政学的になぜ起こっているのかが解説されている。 わかりやすいし「今」を知るにはちょうどいいが、1年後には役に立たないかもしれない。
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21 日本は、原油輸入の9割を湾岸諸国に依存。その日本にとって、マラッカ海峡などを経由して、中東と日本をつなぐシーレーンは生命線と言える。アメリカが警備から手を引いたり関与を少なくしたりすれば、武装組織などによるタンカー攻撃のリスクが高まる。エネルギー供給の途絶や、価格の上昇を招...
21 日本は、原油輸入の9割を湾岸諸国に依存。その日本にとって、マラッカ海峡などを経由して、中東と日本をつなぐシーレーンは生命線と言える。アメリカが警備から手を引いたり関与を少なくしたりすれば、武装組織などによるタンカー攻撃のリスクが高まる。エネルギー供給の途絶や、価格の上昇を招く。 28 ランドパワーの国々では、広大な国土を治める必要から、軍や警察が強い影響力を持つ。トップも国内政治に追われて、内向きになる例が少なくない。このため他国との関係を司る外務省の政権内の地位は高くなく、余裕のない立場になる。 32 最大級の核抑止力は、アメリカ以外ではロシアしか持っていない。アメリカと同じレベルの高い戦力を持つには、海から核攻撃する能力が不可欠。 ➀数カ月にわたって長期間潜航できる原子力潜水艦 ②海中から潜水艦でミサイルを発射する能力 ➂自国の「聖域」として管理下に置ける水深が深い近海 ロシアは旧ソ連時代の1980年代、最深部で約3000メートルのオホーツク海で原子力潜水艦の核戦力を確立し、3条件を満たす。 中国は➀と②は独自のSLBMの開発などで概ね整えた。 ただ、➂は確保できていない。核兵器や原子力潜水艦の運用安定性や隠密性を考慮すると、中国の近海で➂の条件を満たすのは、平均水深が約1200メートルと十分な深さがある南シナ海しかない。 39 中国にとって、太平洋に海軍を進出させるにあたり、最も邪魔なのが日本と台湾。日本は宗谷・津軽・対馬の各海峡で中国艦船の移動を止められる位置にある。 ただ、米軍が駐留する日本を占領して道を開くのは軍事力の観点から現実的ではない。台湾の制圧を最優先するのは軍事戦略上も自然。 62 ウクライナ側の推計によると、一時がロシアが使う砲弾の半分程度を北朝鮮製が占めた。24年秋には、1万を超える北朝鮮兵もロシアに派遣され、ウクライナ軍との戦闘に投入された。 ロシアは、北朝鮮の助けなしに戦闘を続けるのは難しい。 協力の見返りとして、北朝鮮はロシアから大陸間弾道ミサイル(ICBM)やドローン(無人機)などの軍事技術を得ている。 81 インドは超大国から何を言われようが、我慢して独自路線を守らなければ毒国のようにされかねないという危機感を抱いてきた。 人口14億人のインドは歴史的に、統一されていた時代は限られている。現在の国境も、事実上イギリスによって線引きされた。国内には数百の民族、言語を抱え、一体性が低い「人造国家」の側面がある。 それだけに、植民地からの独立闘争に根差す自主独立の「インド人」としてのナショナリズムで国をまとめようとしてきた。 93 ウクライナとロシアの国境は、日本でいうなら九州の最南端から北海道の最北端までの直線距離に相当。子の国境を、人口で4倍、経済規模で10倍以上のロシアの侵略からどう守るか。その課題の解決のためにウクライナが目指したのが、軍事同盟であるNATOへの加盟。 111【ロシアが戦争を止められないのは、経済難と退役兵】 プーチン大統領が直面する国内事情がある。ウクライナ侵略で、ロシア経済は兵器生産など軍需が支えるモデルにシフト。 軍事関連は、ロシアの国家予算の4割を占めるまで膨らんでおり、停戦で軍需が減ったら、深刻な景気低迷を招くとみられている。 停戦後には数十万人の退役兵も生じる。実戦経験が豊富なうえ、トラウマを抱え社会復帰が困難な退役兵はプーチン政権にとって押さえがたい存在。経済難と多数の退役兵は、過去にソ連崩壊の要因となった。 118 たとえば、世界でも3番目に長い陸続きの国境であるチリとアルゼンチンの国境の9割以上は、アンデス山脈の稜線に沿って引かれている。南米のその他の国境の大半も、アマゾンの熱帯雨林や大河川であるアマゾン川など軍隊の展開が難しい地形に守られている。 中東やヨーロッパでは、国境に壁やフェンスの建設が相次いでいますが、南米ではそうした例はほとんどない。 自然の障壁に恵まれているので、膨大な費用をかけて人工的な防壁を造る必要がない。 南米は北米と同様、太平洋と大西洋に隔てられ、他の大陸からの信仰から守られてきた。大半の国がスペイン語圏に属し、民族や文化、宗教による対立の種が少ないことも紛争が少ない要因の一つ。
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