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バウムガートナー
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バウムガートナー

ポール・オースター(著者), 柴田元幸(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2025/12/17
JAN 9784105217235

バウムガートナー

¥2,530

商品レビュー

3.8

14件のお客様レビュー

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2026/06/16

晩年の作品には、正しく晩年であることを表して(オースター作品らしからず)穏やかな場面が多いが、通底して、「人から見える世界は全てその個人の脳内にある」という世界観なので助かる。 誰かから見える世界は、親しい人の死や社会を揺るがす事件と同様に、それに対して反応する個人の脳内のイベン...

晩年の作品には、正しく晩年であることを表して(オースター作品らしからず)穏やかな場面が多いが、通底して、「人から見える世界は全てその個人の脳内にある」という世界観なので助かる。 誰かから見える世界は、親しい人の死や社会を揺るがす事件と同様に、それに対して反応する個人の脳内のイベントに支配される。 内面に閉じた世界観を描くということについて圧倒的な信頼があるため、オースターを好きで居続けてきた。 そしてここまで期待を裏切らずに居続けてくれた作家は他にいなかった。 本作でも、バウムガートナー氏の他に登場する人物はいるが、全て氏の脳のフィルターを通した描写のみで進む。 重要に見えない細かい風景描写が何ページも続いたり、重要そうな事件の描写が一行で終わるのも、個人毎にフィルターを通した物事の見え方がそれだけ異なる事を意味する。 読んでいると、人が脳内で孤独である事を肯定されているような静かな気分になれる。

Posted by ブクログ

2026/06/07

アメリカの70歳の大学教授が主人公。 妻を亡くした喪失感の中、身体も精神も衰えてくる。 悲しみに沈んでばかりもいられず、日々の暮らしを送っていると、希望の光も見えてくる。 若い頃のキラキラな回想や自分のルーツを巡る話も展開される。 少し混沌としてるけど、これが生きてきた証のようだ...

アメリカの70歳の大学教授が主人公。 妻を亡くした喪失感の中、身体も精神も衰えてくる。 悲しみに沈んでばかりもいられず、日々の暮らしを送っていると、希望の光も見えてくる。 若い頃のキラキラな回想や自分のルーツを巡る話も展開される。 少し混沌としてるけど、これが生きてきた証のようだ。

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2026/05/24

暖かい午後日差しの中で瞼を閉じて、かつての思考を辿る様。記憶をもう一度生きる描写が本当に素敵や!母の話や家族旅行、列車の子供は、教え子の顔こそ覚えていなくても、なぜか胸にしまわれている小さな出来事として残り続けてる。 けどしっかり現在も生きてるんだよな我らのヒーローは。 ア...

暖かい午後日差しの中で瞼を閉じて、かつての思考を辿る様。記憶をもう一度生きる描写が本当に素敵や!母の話や家族旅行、列車の子供は、教え子の顔こそ覚えていなくても、なぜか胸にしまわれている小さな出来事として残り続けてる。 けどしっかり現在も生きてるんだよな我らのヒーローは。 アンナとの日々、いいな〜 こんな夫婦ええな〜 人が人の中で生き続けることよく分かります アンナの書いた文章も好きやなー どうしてこんなに素敵なんでしょう もうオースターが亡くなられたこと、やっぱり寂しく、私はこんな時代を共に生きてほしかった。 いつも始まりを与えてくれる作家。

Posted by ブクログ

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