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大人類史 地理学で読み解く必然の歴史、偶然の歴史
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大人類史 地理学で読み解く必然の歴史、偶然の歴史

クリスティアン・グラタルー(著者), ナショナルジオグラフィック(編者), 野村真依子(訳者), 広野和美(訳者), 辻森樹(監修)

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大人類史 地理学で読み解く必然の歴史、偶然の歴史

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日経ナショナルジオグラフィック社/日経BPマーケティン
発売年月日 2025/12/12
JAN 9784863136274

大人類史

¥6,380

商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2026/04/19

人類が誕生してから「このような世界」になるまでの軌跡を、各地の地理的条件をもとに解説していく本。読むと地理と歴史の知識が有機的につながって「なるほど!」と思うこと多数。ただ、高校で地理も歴史もほとんどやらなかった私には結構難しくて消化不良だった。最近になって高校地理の範囲はひと通...

人類が誕生してから「このような世界」になるまでの軌跡を、各地の地理的条件をもとに解説していく本。読むと地理と歴史の知識が有機的につながって「なるほど!」と思うこと多数。ただ、高校で地理も歴史もほとんどやらなかった私には結構難しくて消化不良だった。最近になって高校地理の範囲はひと通りおさらいしたんだけど、世界史の知識は全然ダメなので、そっちも勉強し直してからもう一度読みたい。 アマゾンの熱帯雨林について「手付かずの原生林だったところを20世紀以降に破壊しまくっている」と思っていたんだけど、実は大航海時代より前には先住民がかなり農地として利用してて、ヨーロッパ人が持ち込んだ感染症で先住民が激減した結果耕作地が放棄されて広大な面積の森林が生まれていた」という話を読んでびっくりした。 あ、最後の1章は「で、今後この世界をどうすんの?」っていう、いかにもナショナルジオグラフィックらしい感じの締め方だったけど、ここだけふわっとしててとても歯切れが悪かったのが残念。途中までは理知的でニュートラルな語り口だったのに。

Posted by ブクログ

2026/02/13

読むのに10時間ぐらいかかった。 長かったのもあるが、難しかった。 けど、最高に面白かったし、為になった。 以下、印象に残った知識。 基本的に西洋は聖書影響もあり、アジア、ヨーロッパ、アフリカのみが世界とされていた。 農耕は伝搬ではなく、各地で独自に発生した可能性あり。 ...

読むのに10時間ぐらいかかった。 長かったのもあるが、難しかった。 けど、最高に面白かったし、為になった。 以下、印象に残った知識。 基本的に西洋は聖書影響もあり、アジア、ヨーロッパ、アフリカのみが世界とされていた。 農耕は伝搬ではなく、各地で独自に発生した可能性あり。 「ホモサピエンス全史」の認知革命。(想像力などを手に入れる事でホモサピエンスは地球の生態系の覇者になった)は、怪しい。そもそも、認知革命という考え方が発達心理学の分野によるもの。 家畜化された大型哺乳類は全てユーラシア大陸の生き物 アメリカでは車輪は発明されていたが、それを活用するできる馬がらいなかったので、馬車などに実用化されなかった。 中国やベトナムでローマ貨幣が見つかることはあるが、逆はない。これは、ローマに魅力的な貿易品がなかったと思われる。 中国の鄭和による大航海時代が始まり、アメリカ大陸をコロンブスより先に発見したとしても、現在の新疆ウイグル自治区やチベットを見る限り、現在の世界線のような事になっていただろう。 新世界にもちこまれた病。ペスト、天然痘、マラリア。致死性が高い病ばかり。 逆は梅毒。そのため、人口減は新世界にだけ起こった。 日本は西洋と上手く距離をとったため、植民地にされなかった。 などなど。 とにかく、情報量が多い。 定期的に読み直すべき本だと思う。

Posted by ブクログ

2026/01/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自然地理学をベースに、最新の学説を引きつつ、人類の拡散、農業革命、ユーラシア中枢、大分岐、地球環境を一挙にわかりやすく概説。自然科学重視で経済・社会制度の分析は不十分。詳細なアトラス付き。  また、「文明交雑」などを引用し、反実仮想の歴史も叙述している点が面白い。新大陸に家畜化する動物がいた、中国が新大陸を征服、疾病がアメリカの伝染病がユーラシアにパンデミック、西欧が海外進出を放棄・地中海南岸を支配、日本による新大陸の拠点開発など ・デニソワ人・ネアンデルタール等とホモサピエンスとのDNA分析による交雑など最新の学説を含めた人類の拡散史。 ・栽培化と家畜化の選択と制約について、「反穀物史」等の学説、農耕よりも宗教による定住の先行等を引き、アメリカ、オセアニアを含むグローバルな歴史。 ・ユーラシア中枢は、遊牧民と農耕民との相克により、征服王朝か対抗王朝による多民族帝国が生まれたが、辺境の西欧、日本は、文化的には統一したが、分権的な「経済=世界」。インド亜大陸も北インドに征服帝国はみられたが、基本的には分権的。 ・分岐の要因として、ペストによる人口激減が新結合を生んだこと、新大陸の伝染病による征服。人口激減は農耕地を森林化、特にアマゾン川流域。これによる二酸化炭素濃度の低下は小氷期の要因の一つ。

Posted by ブクログ

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