1,800円以上の注文で送料無料
汝、暗君を愛せよ(2) DREノベルス
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍
  • 1221-10-06

汝、暗君を愛せよ(2) DREノベルス

本条謙太郎(著者), toi8(イラスト)

追加する に追加する

汝、暗君を愛せよ(2) DREノベルス

1,650

獲得ポイント15P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ドリコム
発売年月日 2025/12/10
JAN 9784434368974

汝、暗君を愛せよ(2)

¥1,650

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

レビューを投稿

2026/01/23

1、2巻まで読んでの感想。率直にめちゃくちゃ面白い。 前世で中小企業の経営に失敗した3代目が、どんな因果か中近世国家(封建社会から国民国家形成への過渡期社会)の国王になり、国家経営を迫られるという話。 基本的にこちらに語りかけてくる一人称には苦手意識があったんだけども、さすがに喩...

1、2巻まで読んでの感想。率直にめちゃくちゃ面白い。 前世で中小企業の経営に失敗した3代目が、どんな因果か中近世国家(封建社会から国民国家形成への過渡期社会)の国王になり、国家経営を迫られるという話。 基本的にこちらに語りかけてくる一人称には苦手意識があったんだけども、さすがに喩えがうますぎて引き込まれる。 転生もの、またラノベの枠組みであるだけに妃となる女性との関係が話の中心になるものの、それが政治、外交、国民国家形成、王権の取扱い...の諸問題に直結している様を説得的に描き出す手腕がすごい。 こういう「政治」を「小説として書く」ことには色々な制限や配慮が付きものであるが、筆者はまさにその点で此処しかないという道筋を描き出しているような気もする。 細かい点を言い出すとキリがないが、全体の話としてはやはり、諸侯の力を抑制して国家への帰属意識を高める一方、王権を制限していわゆる立憲君主制(むしろ戦後日本の天皇制?)を目指すバランスである。我々からすれば目指すものは明白だが、現代日本を見ていないアングラン視点から「ちぐはぐ」と言及されているのもそれはそうだと面白い。それにしても現代社会を構成する諸要素をしかと分解して把握している筆者の見識である。 またこういう政治ものはマクロ視点からのチェスゲームを描きがちだが、民生の観点を代弁するキャラも登場して、「民衆とはいかなるものか」についての洞察があるのもいい。残念ながら、作品において示されたように中近世では今よりも民衆は煽動されやすい存在であったろうし、今も倫理的にはそう変わっていないのだろう。しかし、民衆が選んだ道が「正しい」とされる。そのとおり。自分はここにある種の諦念を見た。 ラストシーンも、これまた非常に示唆的だ! まず共和制になってるあたり、もしかしたら本当に革命エンドだったのかもしれない。(そこで王女が一定の役割を果たしたのかもしれないし、そうではないのかもしれない。) グロワスが「小学校の教科書に載っていない」ことの分からなさも丁度いい。やはりド派手な事績を残さなかったという意味で「暗君」と取れる余地を残しつつ、高校世界史では国民国家形成を主導した君主として記述されているのかもしれない。 総じて、グロワスは明君であるだろうが、それが暗君的な素地と外形で描かれるあたり、まさにタイトルのとおりの物語だった。なんと続刊もあるとのことで、読みます

Posted by ブクログ

2026/01/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

えっ、これで終わり……!? そんなバカな。とはなったけど、だらだら続くよりは潔くていいのかもしれない。 あとがきには第一部完とあったので、なんかまた始まるのかな?

Posted by ブクログ

2025/12/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大絶賛の1巻に続く2巻。前回あまり活躍のなかったアナリゼ正妃も多めに登場。もちろん他の3人娘も登場。結局正妃に側妃3人と羨ましい限り。対アングラン大同盟を画策したり、いよいよ絶対権限の移譲も進むなどかなりがんばてる感はある。ただし、忍び寄る病?の影や、未来の教科書に乗っていないこと、娘のミリアさんがやたら有名なことなど3巻以降不安しかない感じ。とはいえ、大グロワスの活躍をまだまだ読んでみたくて星4つ。

Posted by ブクログ