商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2025/11/20 |
| JAN | 9784488011543 |
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商品レビュー
3.8
24件のお客様レビュー
作品構成にすごく空白が多くて真相や登場人物の感情を読者に委ねるなというイメージ 作家さんや映画からの引用が多いので、これをふむふむと思いながら読めるくらいに教養をつけてからまた挑戦したいと思える一作 12が1番好きだった
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
タイトルのない26の掌編集。 講演会やインタビュー、プライベートな旅などで世界各地を転々と訪れる私。 具体的に「作家」という職業が言及されていたかどうかあやふやだが、なんとなく本人を想起させるようなメタフィクションめいた様相が漂う作品。 その土地土地で出会ったエピソードがシーラッハならではの研ぎ澄まされた文体で紡がれる。 読む度に毎回凄いなぁと思う。 こんなにも端的に、ある意味ぶっきらぼうとも思えるほどに余計な装飾がなく直接的な言葉の集まりなのに、その連なり、間、行間が作り出す文章に心が吸い寄せられる。 何を意味したいのかはかりかねる物語もあれば、奇妙な味風ミステリめいたオチのあるものもある。 1ページばかりのものもあれば20ページ程のものもある。 読み終えてから1週間くらい経った後にこの感想を書いているが、実は話の内容は殆ど頭の中に残っていない。 その文章を読んでいる時間そのときは凄い濃密な時間を体感していたはずなのに、さらっと過ぎ去っている。 唯一無二だわぁ。 何より毎回この雰囲気を漂わせることに成功している酒寄さんの訳に称賛を覚える。 いつか『犯罪』からまた読み直したい。
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成熟した大人たちの告白の短編集のように感じた。様々な人が自分の人生について淡々と語っており、それを聞くシーラッハ自身も、相手の話を静かに受け止めているのが、とてもかっこいいなと思った。 話の中では、検閲の話と人生の恩人への感謝と憎悪の話が良かった。
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