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井伏鱒二 ベスト・エッセイ ちくま文庫
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井伏鱒二 ベスト・エッセイ ちくま文庫

井伏鱒二(著者), 野崎歓(編者)

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井伏鱒二 ベスト・エッセイ ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2025/10/14
JAN 9784480440549

井伏鱒二 ベスト・エッセイ

¥1,034

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2026/04/01

斎藤真理子さんが、アトロク推薦図書まつりで「読むホットヨガ」「品のある脱力の御本家」「ゆるめ力」とパンチラインを連発されていたので。 恥ずかしながら、井伏鱒二をきちんと読んだことがなかったため、読み始めてすぐ「めちゃくちゃつげ義春(R.I.P.)っぽい!」と感じた。(順序が逆)...

斎藤真理子さんが、アトロク推薦図書まつりで「読むホットヨガ」「品のある脱力の御本家」「ゆるめ力」とパンチラインを連発されていたので。 恥ずかしながら、井伏鱒二をきちんと読んだことがなかったため、読み始めてすぐ「めちゃくちゃつげ義春(R.I.P.)っぽい!」と感じた。(順序が逆) 全体にただようなんともいえないすっとぼけ感と哀愁。 わたしが一番好きだったのは、「角帽の色(早稲田)」。親友青木南八は、毎日「おい、寝てるのか?学校に行かないか?でも君と一しょに散歩してもいいんだよ。」と起こしにくる。起きたくない井伏鱒二は枕元に原稿用紙を散らして寝たふりをする。すると、南八は「なんだ、徹夜して書いたのか。すてきだな!」と独りごとを言ってそっと帰っていく。早世した彼をなつかしむエピソードにぐっとくるのだが、井伏鱒二は死後一年もたった後で、「とんでもない。うっかりして、南八が死んでいることを忘れていた。」と彼の家を訪ねてしまう。もうすべてがおかしくて哀しくて切ない。どのエッセイにもそんな独特な味わいがあってたまらない。

Posted by ブクログ

2025/11/28

井伏鱒二の30代から80代までの半世紀に書かれた中から37編を初出順(1930年から1983年)に並べたエッセイ集。野崎歓 編。 ご長寿作家の全作品を読もうとしたら果てしなくて、こうしてどなたかが編んでくださるのは有難い。寝る前のちょこっと読みにちょうど良い短めのお話ばかりで1ヶ...

井伏鱒二の30代から80代までの半世紀に書かれた中から37編を初出順(1930年から1983年)に並べたエッセイ集。野崎歓 編。 ご長寿作家の全作品を読もうとしたら果てしなくて、こうしてどなたかが編んでくださるのは有難い。寝る前のちょこっと読みにちょうど良い短めのお話ばかりで1ヶ月楽しめた。 Amazonのランキングを眺めていたら、令和の今、井伏鱒二詩集が謎のランクイン。えぇェ?なぜ?調べたら朝ドラの影響なのだそうで。ついでにちくま文庫からこちらの新刊発売を知り、中身も確認せず予約購入。だってこの表紙、買うでしょう。少年か。 井伏鱒二の書いたものは読みやすい。特別文章が巧いとか、描写が〜、表現力が〜、などと個人的にはそういう対象ではなくて。貧乏も死も軋轢も、楽しい時間でも、本人はどんなときも飄飄としていて、だけどその飄飄こそがムズムズの素となり、読み手の想像を掻き立てる。 余計なことは喋らない。大きな変化は望まない。なかなかのビビリ。激動の時代に身をまかせ、静かに生き抜いた人なのだろう。 ヘイト鱒二な著者が書いた悪口本と並行読み。どちらも一癖も二癖もありそうな田舎のおじさまに変わりないのだが、物書きとしての振る舞い(ミセカタ)とはこうも違うものか。 オシルコ色の記憶 青羽雀のおじさんを好きというあなたが好きだ

Posted by ブクログ

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