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十二支像を奪還せよ ハヤカワ・ミステリ2015
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十二支像を奪還せよ ハヤカワ・ミステリ2015

グレース・D.リー(著者), 田村義進(訳者)

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十二支像を奪還せよ ハヤカワ・ミステリ2015

3,630円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2025/10/08
JAN 9784150020156

十二支像を奪還せよ

¥3,630

商品レビュー

4

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みんなの感想まとめ
  • 美術品奪還冒険物語
  • 中国系アメリカ人の青春
  • 複雑なアイデンティティ探求
  • 仲間との絆と葛藤
  • 世界の美術館巡り
  • 文化の交錯と理解
  • ハッカーと泥棒の協力
  • 故郷への愛と想い
  • 進学校の優秀な若者たち
  • 爽やかな犯罪小説の深層

美術品奪還をテーマにしたこの作品は、主人公たちの青春ドラマを通じて、アイデンティティや故郷への愛を深く掘り下げています。中国系アメリカ人の大学生ウィルは、仲間と共にかつて英仏軍に盗まれた美術品を取り戻すための冒険に挑む中で、彼らの過去や未来、そして故郷についての思いが交錯します。アメリカの進学校に通う優秀な若者たちの葛藤や、故郷への複雑な感情が巧みに描かれており、読者は彼らの旅路に共感を覚えます。特に、故郷を持たない感覚や、二つの文化を抱える彼らの姿は、多くの人にとって心に響くものがあります。爽やかな犯罪小説としての側面もありつつ、深いテーマを内包した物語が展開されることで、単なるエンターテインメントを超えた感動を提供しています。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/08/18

読書時間がなかなか取れず、時間がかかってしまいました。 アロー戦争で壊された円明園から強奪された中国の美術品を奪還し直す話。 「奪還」はまぁもちろん架空の物語ですが、円明園の歴史は事実…歴史は無茶なことをしますね… 中国系アメリカ人の5人の大学生が、芯からどちらの民族にもなれず...

読書時間がなかなか取れず、時間がかかってしまいました。 アロー戦争で壊された円明園から強奪された中国の美術品を奪還し直す話。 「奪還」はまぁもちろん架空の物語ですが、円明園の歴史は事実…歴史は無茶なことをしますね… 中国系アメリカ人の5人の大学生が、芯からどちらの民族にもなれずに葛藤する様子など、なんだか辛いものだなぁと思いながら読了。 奪還よりも葛藤に力を入れて書かれていたので、求めていた感じとは違ってはいたのですが、知り得た歴史の部分や移民の心理など学ぶ点はあったので、よかったです。

Posted by ブクログ

2026/01/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

犯罪小説として読み始めたので最初は登場人物の動機づけや展開に「?」しかなかったが、中盤以降に様々なアイデンティティに悩む若者たちの群像劇としての色合いが強くなるにつれて引き込まれ、犯罪小説としての美しい転結。読後感がさわやか。

Posted by ブクログ

2025/12/30

中国系アメリカ人の大学生たちが、かつて英仏軍が北京の円明園から奪った美術品を北京に取り戻すお話。 ルーツの曖昧な人間のアイデンティティや故郷への愛のあり方、故郷をどう定義するか、「アメリカン・ドリーム」への重責と、引き換えに背負うことになった寂しさや悲しみ……ケイパー小説といえ...

中国系アメリカ人の大学生たちが、かつて英仏軍が北京の円明園から奪った美術品を北京に取り戻すお話。 ルーツの曖昧な人間のアイデンティティや故郷への愛のあり方、故郷をどう定義するか、「アメリカン・ドリーム」への重責と、引き換えに背負うことになった寂しさや悲しみ……ケイパー小説といえど、メインで描かれているのは5人の主人公たちの青春のドラマ。 揃いも揃って優秀すぎないか、というきらいはあるけど、最近アメリカの進学校のアジア系の比率が増えているという話も聞くし、アメリカのアジア系の理想像としてはしっくりくる設定なのかも。 十二支像を奪還する旅路は、彼ら5人の過去、または故郷や未来を取り戻す旅である。 私自身は日本人だが、祖父母の代で首都圏に出てきたせいで「帰省」や「地元」の感覚がない。これまでずっと、自分の地元を誇りに思う人たちを羨ましく思ってきた。 規模は小さいけど、住んでいる街としての「東京」を故郷と思えない話や、その故郷に拒まれている気がする、という感覚を鮮やかに言語化する本書に、時々心が震えた。だからと言って突き放して、孤独ぶって強がるでもなく、アメリカと中国のどちらの土地への愛も抱えたまま生きていく本書の主人公たちの姿が逞しく、しなやかで、温かい。

Posted by ブクログ

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