商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
| 発売年月日 | 2025/08/08 |
| JAN | 9784198660437 |
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商品レビュー
3.9
289件のお客様レビュー
新聞の片隅にしか載らない、 小さな5つの事件。 その裏には、報道されない真相がある――。 私もニュースを目にしていたら、「マンションから女児転落」は、交際相手が殺したんじゃないか、「公園の花壇に乳児の遺体を遺棄」は、母親に対して、しょーもない男との子どもで、子どもが欲しくなかっ...
新聞の片隅にしか載らない、 小さな5つの事件。 その裏には、報道されない真相がある――。 私もニュースを目にしていたら、「マンションから女児転落」は、交際相手が殺したんじゃないか、「公園の花壇に乳児の遺体を遺棄」は、母親に対して、しょーもない男との子どもで、子どもが欲しくなかったんじゃないか、なんて先入観で見てしまうかも。 「男子中学生がはねられ死亡」なんて、これはホラー小説なのか??怖っっっ、ってなって私の理解が間違っているのか?と数行戻り、読み返してしまった。やっぱり怖っっっ、ってなったけど。 本作を読んで、たった数行のニュースでも先入観で見ちゃいけないな、と思ったし、憶測だけのコメントも誰も救われないと感じた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「事実」から始まり「現実」を辿ると「真実」が浮かび上がる構成の五篇。 最後の「四角い窓と室外機」は不器用な利夫の突き放しと、一途な幸恵の昏い思い、悪意すらない哀しいボタンの掛け違い、緩慢な自殺として『エアコンの効いてない部屋での熱中症』を選んでいく心理が痛ましく、嗚咽。
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この著者、初読み。上手いなぁ、この人。東大法学部出身なの⁈短編でこんなに読み応えあるのすごいわ。短編っていっても設定は繋がってて、ある街で起きた新聞の3面記事でよく見るようなちょっとした殺人事件や死亡記事の裏にある家庭事情が描かれる。一見穏やかで善良そうな人の心の深いところに押し...
この著者、初読み。上手いなぁ、この人。東大法学部出身なの⁈短編でこんなに読み応えあるのすごいわ。短編っていっても設定は繋がってて、ある街で起きた新聞の3面記事でよく見るようなちょっとした殺人事件や死亡記事の裏にある家庭事情が描かれる。一見穏やかで善良そうな人の心の深いところに押し込められた苦悩とかその奥底でうごめく黒い闇とか隠された過去とかに翻弄される近しい人の驚愕だったり哀しみが引き起こしたありふれた日常の延長にある事件。どんな人やどんな家庭にも傍からは見えない想像もつかない事情があり、何かのきっかけでそれが新聞に載るような事件になりかねない、でも一面にデカデカと載る国内や国際記事にはみんな注視するけど、そんな小さな記事、たとえそれが自分の街の出来事であっても、へぇそうなんだ〜怖いわーぐらいで済んじゃうんだよなぁ。なにもないウチなんかきっとない。小さな事件の裏には背筋が寒くなるような事情があったのかも…身近なホラー。こわ面白い!
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