商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2025/08/06 |
| JAN | 9784093867627 |
- 書籍
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新・教場(2)
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新・教場(2)
¥1,980
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商品レビュー
3.9
57件のお客様レビュー
2014年本屋大賞の続編。。 本作も劇場版を見た後に読了、 『教場』シリーズらしい、警察学校という特殊な環境での人間模様と、風間の鋭い観察眼が楽しめる一冊でした。六つの短編を通して、同期同士の競争心や嫉妬、悪意が次々と描かれ、読んでいて暗澹たる気持ちになる場面も多かったです。警...
2014年本屋大賞の続編。。 本作も劇場版を見た後に読了、 『教場』シリーズらしい、警察学校という特殊な環境での人間模様と、風間の鋭い観察眼が楽しめる一冊でした。六つの短編を通して、同期同士の競争心や嫉妬、悪意が次々と描かれ、読んでいて暗澹たる気持ちになる場面も多かったです。警察官を目指す人間が、こんなに同期を蹴落とそうとするものなのか……と思ってしまいますが、最後まで読むと、風間が生徒たちに本当に教えようとしていることは、単純な「勝ち残り方」ではないのだとわかります。 第一話「会話のトンネル」は、岩国と郷村の関係に驚かされました。名前に隠された仕掛けには全く気づかず、まさかそんな「運命のいたずら」があるとは。前巻で描かれた十崎逮捕の裏側も、風間の元教え子たちが少しずつ語るリレー形式で明らかになっていきます。思ったよりボリュームは少なかったものの、逮捕を成し遂げたのは一人の力ではなく、チームワークの結果だったということが印象に残りました。 「不作為の鏡」は、個人的にはかなり怖かった話。表面上は普通に社会生活を送っているのに、「知っているのに教えない」という悪意を持つ人物が登場します。警察官は集団行動が重視される職業だけに、こうした人物を警察学校の段階で見極め、ふるいにかけることの重要性を感じました。 「遺恨の経路」は、陰湿な復讐方法にゾッとしました。男女関係のもつれから、相手に直接手を下さず、二人を同時に追い詰めようとする発想が恐ろしい。男にも女にもそれぞれ言い分や非があるのでしょうが、個人的には「そもそも妻がいるのに愛人に結婚を約束した男の方が悪いのでは」と思ってしまいました。いずれにしても、風間がいなければ取り返しのつかないことになっていたでしょうね。 「白黒の極性」では、ギャンブル依存に陥った生徒の話が印象的でした。真面目に生きてきた人間が、ちょっとしたきっかけで道を踏み外してしまう怖さがあります。それでも風間は、目撃証言の「服の色」だけでなく、そのすぐそばにある違和感を見逃さない。ルビンの杯を思わせる観察の話も含め、日頃から物事をよく見ることの重要性を感じさせられました。風間の推理力には、今回も脱帽です。 「犯意の影法師」は、キノコによる食中毒を利用してライバルを蹴落とそうとするという、かなり恐ろしい話。動機そのものは比較的早い段階で想像できましたが、まさか本当に実力行使に出るとは。努力して成績で見返すのが本来の筋なのでしょうが、嫉妬や劣等感が積み重なると、人間はどこまで歪んでしまうのか。巻き込まれてしまった側が気の毒でした。 最後の「金盞花の迷い」は、個人的に一番印象に残りました。優秀な生徒を、なぜ風間が警察官に向いていないと判断したのか。最初の何気ない言葉から、本人すら自覚していない本心を見抜いていた風間には、改めて驚かされました。生徒を辞めさせることは、風間自身にとっても苦しい選択だったのでしょうが、だからこそ本人の将来を考えた判断だったのだと思います。 全体を通して感じるのは、やはり「風間公親、恐るべし」ということ。類いまれな洞察力と観察力で、学生たちの本質を見抜き、警察官として適性がない者を容赦なくふるい落としていく。その姿は時に怖くもありますが、警察官という職業を考えれば、必要不可欠な存在なのだろうと思います。 一方、前作から気になっているのが表紙のビジュアル。映像化を意識しているのか、どうしてもドラマの主演俳優の顔が浮かんでしまうんですよね。一作目から読んでいる身としては少し複雑な気持ちもありますが、今となっては風間を読むときに、すっかりあの顔を思い浮かべてしまっています。映像化の影響力って強いなぁ、と改めて感じました。 今回も、同期同士の競争、嫉妬、悪意、そして退校していく学生たちを見ながら、「この人たちが警察官にならなくてよかった」と思う場面が多かったです。その一方で、風間に見抜かれ、道を正されることで救われる人もいる。 単なる謎解きだけではなく、「人を見抜くこと」「適性を見極めること」の難しさを描いているところが、このシリーズの面白さなのだと思います。今回も楽しく読めました。風間公親、恐るべし。こういう人が実際にいてくれたら、本当に頼もしいんですけどね。
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ちょっと無理クリの話が多い気がする ネタ切れかな 流石に教場シリーズは完結かな? あと辞めさせすぎ
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やはり変わらず、面白い。主人公風間教官が退校届をこれまでのシリーズ通り、生徒に突きつけるのだが、それら生徒個々の警察官になりたい理由や背景も斟酌した上で、突きつけるところが凄いし、よくこれだけそれらエピソードを紡げるなぁと感心する。
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