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戦場で笑う 砲声響くウクライナで兵士は寿司をほおばり、老婆たちは談笑する
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2025/07/22 |
| JAN | 9784023324510 |
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戦場で笑う
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戦場で笑う
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商品レビュー
5
4件のお客様レビュー
2025年に、とても印象に残った本。ウクライナの戦場のリアルと、日本人が海岸の戦争にどう向き合うか、示唆に富む本。描かれているひとりひとりがキャラが濃い(筆者も飛び切り)
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戦場カメラマンである横田徹さんの、迫真のウクライナ戦争ルポ。 胸が潰れる思いだった。 自分は戦争のことなど何も知らないのだと実感した。 タイトルの「戦場で笑う」には、2つの意味があると思う。 1つ目は、戦場で兵士の精神を保つためには笑いが必要だということ。 彼らはまるでピク...
戦場カメラマンである横田徹さんの、迫真のウクライナ戦争ルポ。 胸が潰れる思いだった。 自分は戦争のことなど何も知らないのだと実感した。 タイトルの「戦場で笑う」には、2つの意味があると思う。 1つ目は、戦場で兵士の精神を保つためには笑いが必要だということ。 彼らはまるでピクニックにでも行くかのように、ノリのいいBGMをかけ、ジョークを言い合いながら戦場に向かう。 そして「今日もロシア兵を殺しに行くぞ!」と楽しそうにはしゃぐ。 遠い国の人々は彼らを、不謹慎だ、残酷だと非難するかもしれない。 しかしその資格はあるだろうのか? 少なくとも、なぜ笑っているのかを理解しようとしたことはあるのか? そう考えると何も言えなくなってしまう。 そして2つ目の意味は、戦場にも日常があるということ。 戦争をしている国でも人々は生きている。日常を送っている。 当たり前だけど見落としがちな事だ。 笑ったり、恋をしたり、がめつく稼いだり。 残酷な現実を受け止めて、それでもたくましく生きている。 その姿には、言葉にできない感動がある。 また巻末の小泉氏(軍事の専門家)との対談は、学ぶことが多い。 ・日本人にとって戦争とは、太平洋戦争末期のイメージが強すぎる。しかし現代の戦争はかなり違う。 ・SNSの使い方、ドローンの使い方など ・戦争の姿や悲惨さを正しく捉える必要がある。そうしなければ、頭の中の想像の怪物と闘うことになってしまう。 ・戦争を正しく知らなければ、正しい安全保障の議論すら出来ないではないか。 その通りで重要な指摘だと思う。 世界の不安定さは増し、今後どうなるのかは誰にも分からない。 日本にとっても戦争は他人事ではない。開戦の可能性も十分にある。 だからこそ、一つの戦争の現実を捉えた本書の価値は非常に高い。
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朝日新聞でたまたまインタビュー記事を目にして読んだのだが、本当に読んで良かった。 めちゃくちゃ人に推したい本。 なんでこの本が話題になっていないの? みんなに読んでほしい、いや読むべき本だと感じた。 今も戦争が続くウクライナに合計7回渡航し、取材した内容をまとめた本。 兵士への...
朝日新聞でたまたまインタビュー記事を目にして読んだのだが、本当に読んで良かった。 めちゃくちゃ人に推したい本。 なんでこの本が話題になっていないの? みんなに読んでほしい、いや読むべき本だと感じた。 今も戦争が続くウクライナに合計7回渡航し、取材した内容をまとめた本。 兵士へのインタビューや実際に戦闘地まで同行した内容など、めちゃくちゃミクロな視点でこの戦争について知ることができた。 文字通り命懸けの取材ばかりで、そんな危険な現場に飛び込んでいくのが凄いと思う。 現地での様子がすごく伝わってくる文章で、兵士たちとのやり取りが時には面白く時には緊張感たっぷりに書かれている。 ノンフィクションはあまり得意ではないが、この本にはすごく引き込まれた。 一冊を通して、日常の中に戦争があるということが一番心に残った。 若者が出会い結婚したり、大学のオンライン授業を受けたり、親子の暮らしがあったり、そういう日常に戦争が混ざり合っているというか。 当たり前のことなのだが、自分はその意味を分かっていなかったな、と。 平和な場所では、戦争の話をするときは深刻に、悲しい顔で、辛い声でするものだが、それは戦争の話をやめたらまた笑える日常が待っているから。 日常の中に戦争があるウクライナでは、そこに同時に笑いも存在するのが必然なのだということ。 時には正気を保つために、戦場に向かう気持ちを高めるために、笑っているのだということ。 タイトルに込められた思いを感じ、戦争のニュースを見聞きしていても、そこにいる一人ひとりをリアルに感じられていなかったことに気付かされた。 あとは、戦場での取材は待つ時間が長いこと(そして待つのが辛いということ)、ウクライナの兵士が皆強い意志を持って戦争に参加していること、ドローンが主要な戦略となっていること、ウクライナ人の日本に対する思いについてなど、他にも印象に残ったことを挙げればキリがない…。 それぐらい、この本でたくさんのことを知った。 最後のインタビューでは今後のロシアとの行末についても触れられており、勉強不足の私にも分かりやすい内容ですごく腑に落ちた。 危険なウクライナで取材し、現地の人々のミクロな視点でこの戦争について教えてくれた横田さんに感謝したい。 そして、今後も戦場カメラマンとしてお仕事をされるのなら、娘さんのためにもどうか命を大切にして欲しい。 あとがきで触れられていた、編集者さんの手が入る前の「昭和のハードボイルドチックな荒々しい原稿」も気になる…。
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