修羅の刻(二十三) マガジンKC

川原正敏(著者)

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2025/07/16
• JAN: 9784065401057

商品レビュー

2025/08/26

桃李が安倍晴明と出会ったり、
晴明宅へ招かれたり、
法師陰陽師に襲撃されて撃退したり、
當麻蹴速の子孫の元へ向かったり、
當麻虎次郎と対戦、
當麻宿禰玄速が登場するまで。

安倍晴明編。
桃李はまだ陸奥を名乗らせてもらえてないのかな。
陸奥は千年無敗が確定してるけど、桃李はまだ陸奥じゃないから宿禰に敗ける可能性があるっていう緊張感を持たせてるんだろうか？

占卜が先を見据えているって深いね。
流石に『修羅の刻』で全面的にオカルトをやるワケにはいかないよなぁ。
なので式神は人間だし、ガチの病（綾殿）は払えない。
でも見せないようにすれば式神は本物だし、プラシーボだろうが運だろうが効果が出れば真実。
いいね。
実に『修羅の刻』っぽい解釈だと思う。

作者あとがき：
こういう蘊蓄とか言い訳は好きなんだけど、そもそも「呉音」「漢音」が何かを説明して欲しい。
呉音　中国の呉地方から伝わった読み方だけど日本での読みに近い
漢音　呉音よりも後に中国から伝わった読み方
って感じ？

2025/07/23

前作から少し時代が遡る。

修羅の〜はもうバイブルに近い。
こんな風に飄々と強くなりたいと思っていた。
まだ、間に合うか？笑

川原先生の作風は全体的に心地好い風の様。

2025/07/23

安倍晴明編発動！！
しかも出てくる名前が、野見宿禰、当麻蹶速である！
あと三冊、十分楽しませて貰うぞ！