商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2025/05/10 |
| JAN | 9784049162301 |
- 書籍
- 文庫
妖精の物理学 ―PHysics PHenomenon PHantom―
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妖精の物理学 ―PHysics PHenomenon PHantom―
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商品レビュー
4.2
7件のお客様レビュー
【電撃大賞】大賞受賞作の期待を裏切らない、粗削りではあるけれど熱量たっぷりの作者デビュー作!しかし粗削りな理由が「応募原稿そのままの書籍化」であり、改稿したくても作者が亡くなってしまっているというのはあまりにも惜しい…。そして続刊原稿も存在しないことから、作者の想いは全てこの1巻...
【電撃大賞】大賞受賞作の期待を裏切らない、粗削りではあるけれど熱量たっぷりの作者デビュー作!しかし粗削りな理由が「応募原稿そのままの書籍化」であり、改稿したくても作者が亡くなってしまっているというのはあまりにも惜しい…。そして続刊原稿も存在しないことから、作者の想いは全てこの1巻に詰まっています。 幸か不幸か、この1巻だけでも十分に満足できるストーリー展開と結末。タイトルにある通り【物理学】をキーとして展開するメインストーリーやバトルには惹かれる物がありますが、改稿前の文章という事もあり、残念ながらある種の分かりにくさは存在します。けれどそこも含めて良き持ち味の物語。 2015年に完成した原稿ということで、令和のトレンドからは外れた面白さというのも納得です。一昔前のラノベをこよなく愛する人や、最近の流行りはお腹いっぱいという人にぜひ手に取ってほしいです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
物理現象を担う妖精が発見された世界で妖精の言葉を聞き取る事ができる唯一の少年と大災害を引き起こした妖精とのボーイミーツガール。 この発想がまず良い。 そして主人公たちのどうにかして未来を掴み取りたいという意志が熱量が物語の全編に溢れていてグッと来る。 それぞれのキャラも立っていて楽しい。 妖精たちの能力に関しては若干後付けやご都合主義的な所があって、もう少し丁寧な伏線を貼っておいた方が良かったとは思う。 でも出版の経緯を考えると仕方ない事だろう。 続きを読みたかったけれどそれはもう叶わないのが悲しい。 電撃小説大賞、大賞受賞作品。
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