商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2025/04/23 |
| JAN | 9784065389522 |
- 書籍
- 児童書
わたし、わかんない
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わたし、わかんない
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商品レビュー
3.3
8件のお客様レビュー
岩瀬さんの作品は、こころの奥にずっとある。大切なおまもりのようでもあるし、静かに抵抗するための力のようでもある。
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桜林直子さんの、「つまり、“生きづらい”ってなんなのさ?」と併行して読んでいるのだけど、 まさに、中とセンくんが、 「社会に合わせられない生きづらさと、社会にあわせられるがゆえの生きづらさ」の例だなと思って、納得してしまった。 私は後者だけど、同じものさしで相手の辛さをわかったつ...
桜林直子さんの、「つまり、“生きづらい”ってなんなのさ?」と併行して読んでいるのだけど、 まさに、中とセンくんが、 「社会に合わせられない生きづらさと、社会にあわせられるがゆえの生きづらさ」の例だなと思って、納得してしまった。 私は後者だけど、同じものさしで相手の辛さをわかったつもりになってはいけないなと思った。
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学校があまり好きではない中、ちょっと風変わりなセンくんという友だちがいる。 ふたりでちょっと怪しげな人のあとをつけたりしている。 中は自分にとっても正直で、分からないことは分からないとはっきり言う。だからクラスでは「わかんないちゃん」と呼ぼれてしまう。 将来何になりたい?と聞かれ...
学校があまり好きではない中、ちょっと風変わりなセンくんという友だちがいる。 ふたりでちょっと怪しげな人のあとをつけたりしている。 中は自分にとっても正直で、分からないことは分からないとはっきり言う。だからクラスでは「わかんないちゃん」と呼ぼれてしまう。 将来何になりたい?と聞かれても、色々考えてしまって分からなくなってしまう。 正直な子どもではあるが、ちょっと変わっている。 対してセンくんは大人が期待する答えを言う子ども、でも本人はそれを打ち破りたい。 こんな中とその周りの大人達が絡んで話は展開していく。 両親は考え方に相違が出てきて別居。 母親の職場の同僚はフワフワした地に足をつけようとしない大人。 そして怪しげな男の人が結果的に中の気持ちを動かす。 中は一般的な大人にとってはめんどくさい子ども、でも自分の頭で色々考え、納得出来るまで動こうとしないのは良いことなのでは。 我が家にも何でも「何で」と聞く子どもがいる。 算数の法則でも、言葉の意味なんかについても「何で」と聞いてくる。 彼は一つ一つ意味を理解しないと前へ進めない子どもなんだ、と最近思えてきた。 中のようにもしかしたら深く考えすぎたわからなくなっているのだろうか? それともただ何もかもがわからないだけなんだろうか? この話を読んでいで改めて身近な子どものことを考てみようと思った。 窓から覗いていた女の子は中自身なのかなあ。
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