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時間・自己・幻想 東洋哲学と新実在論の出会い PHP新書1428
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時間・自己・幻想 東洋哲学と新実在論の出会い PHP新書1428

マルクス・ガブリエル(著者), 大野和基(編者), 月谷真紀(訳者)

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時間・自己・幻想 東洋哲学と新実在論の出会い PHP新書1428

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2025/04/17
JAN 9784569859019

時間・自己・幻想

¥1,320

商品レビュー

3.6

8件のお客様レビュー

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2025/12/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

p19 西洋哲学と東洋思想の大きな違いは、西洋哲学が不変のものを探求している点だと思います。~他方、日本人が問うのは、「変わらないものが存在するという幻想は」なぜ生じるのか」です。~西洋思想はアフリカ思想なのです。 p48 ~真の効率性とは点の質を上げることではなく、点同士の結びつき方を向上させること~。真の効率性は現実を分解することではなく線を引くことです。

Posted by ブクログ

2025/10/30

著書こそ出会ったことはなかったが、 若い天才的哲学者、マルクス・ガブリエルの名前は聞いたことがあったので、本屋さんで見かけて気になっていた。 しかも副題が、 「東洋哲学と新実在論との出会い」 新実在論の方は聞き馴染みがなかったが、東洋哲学については、ちょっと勉強したいぞ…とここ...

著書こそ出会ったことはなかったが、 若い天才的哲学者、マルクス・ガブリエルの名前は聞いたことがあったので、本屋さんで見かけて気になっていた。 しかも副題が、 「東洋哲学と新実在論との出会い」 新実在論の方は聞き馴染みがなかったが、東洋哲学については、ちょっと勉強したいぞ…とここ数年、ずっと思っているトピック。 今年は聖書読書会を通じて、聖書を開く時間が増えた。クリスチャンでもないし、ましてや新たなる信仰心から読もうと考えて通読を試みているわけでもないので、聖書について向き合う際には、ざっくり「東洋哲学や東洋思想とは別世界のもの」と思って読んできたんだが、ところどころ(私が知る限りなのでだいぶ怪しいが)仏教や道教の思想に通底する記述があったりして、その類似性を面白いなぁ…と興味深く感じていた。 なんだかんだ言って聖書は西洋哲学の基礎にあると考えているので、ガブリエルの述べる「私の存在論は、ある意味西洋哲学と東洋哲学の統合を目指しています」との言葉に、この辺の深掘りもできるのではないかと思って購入。 インタビューってもっとわかりやすくなるんだと思っていたよ! いやぁ…めちゃくちゃ難しかったー。 でも面白いところもたくさんあった。 西洋哲学と東洋哲学との統合について、ではなく、純粋に東洋哲学についての内容が多かった。 タイトルにある通り、時間・自己・幻想について、仏教、中国思想、日本哲学を引きあいにだして語っている。 これは一度読んだだけではわからないな。何度も読み返してこそ気がつける、掴めるものがありそうな気がする。 そんな中でも私なりに引っかかったのが、85頁にある嫉妬についての記述。 人間が犯す多くの罪の中でも、「嫉妬」は何にも増して大罪であるという。 …そうかなぁ? あんまり納得いかない。 私にとってのそれに当たる罪は、「傲慢」なのではないかしら、と思っている。 ただ、これについてはやはり個人の経験でそう思うところも大きいのかもしれないので、史上最年少でボン大学の教授になってしまうぐらいの天才はいろんな人から嫉妬されたりして苦しんだのかもしれないな、と邪推した。 東洋哲学と西洋哲学、どちらが優れているのか?どちら側に統合するのか?…という論点で読んでしまうと、結局のところ二元論的な安易なジャッジに落ち着いてしまうだろう。 東洋哲学の特徴的なところ、西洋哲学の特徴的なところ、合わせながら、都度グラデーションで判断したり、保留するのが妥当なのかな、と思う。 それから読み終わって印象的だったのは、巻末対談で松本紹圭さんが、 僧侶の仕事である葬儀について語る部分。 僧侶の仕事である葬儀が、一見過去を弔っているように見えて、 実は「よき先祖でいる」ことによって未来に開かれている、という話。 …なるほどなぁ。 またこの対談の最後の方、 動物とはなにか、という動物の定義から植物も動物であるという話。 生命のあるもの、有機物の話からなんとなく、バラモン教のいう無から有の話にも繋がりそうで、はたまた聖書の「塵から人へ」も、道教の「無為自然」も、 全部がつながっているような気がして、 ただそこがどんなふうにどう繋がるかは勉強不足で感覚的なので、備忘録程度にここに書き記しときます笑

Posted by ブクログ

2025/10/12

注目を集める哲学者マルクス・ガブリエル氏との対談形式による、西洋哲学と東洋哲学の思考の往来は、難解ではあるが新たな気付きが散りばめられ、とても興味深く読み進めることが出来た。 墓場と高層ビル群の視点も面白い。

Posted by ブクログ