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競馬で全然勝てないので競馬でFIREした男にコツを聞いてみた
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競馬で全然勝てないので競馬でFIREした男にコツを聞いてみた

ナーツゴンニャー中井(著者)

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競馬で全然勝てないので競馬でFIREした男にコツを聞いてみた

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 三笠書房
発売年月日 2025/04/10
JAN 9784837940340

競馬で全然勝てないので競馬でFIREした男にコツを聞いてみた

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商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

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2025/10/30

『#競馬で全然勝てないので競馬でFIREした男にコツを聞いてみた』 ほぼ日書評 Day941 少し前に本屋で見かけ、興味があったので図書館で順番待ちしてみた。 読む前の予想は、競馬の還元率は大体75%、単純に確率だけ考えれば常に1/4は持っていかれるわけだから、何らかの方法で...

『#競馬で全然勝てないので競馬でFIREした男にコツを聞いてみた』 ほぼ日書評 Day941 少し前に本屋で見かけ、興味があったので図書館で順番待ちしてみた。 読む前の予想は、競馬の還元率は大体75%、単純に確率だけ考えれば常に1/4は持っていかれるわけだから、何らかの方法で(ある程度科学的な「勝ち方」を装いつつ)期待値をコントロールする手法が書いてあるのだろうと考えた。 結果、期待値を最大化する手法を述べているという予想は当たりだった。 一方で、肝は期待値を最大化する方法だ。何せ、20〜30%の控除率があってもトータルプラスにしなければならない。 その秘訣をひとことで言えば、勝率とオッズ(掛け目)を乗じた値が最大になる馬券を買えということになる。 著者によれば、勝率とオッズは逆算的な関係にはならないのだという。 単純化すれば、勝率5%ならオッズが20倍、10%なら10倍、50%なら2倍であれば、どれを買っても同じだが、実際には50%なら1.8倍だが、5%のものが30倍というようなケースがある。後者であれば仮に30%控除されてもまだ黒である。 もちろん、この「勝率」ばどこかに書いてあるわけではない。その馬の「真の実力」の見極めこそが勝負であり、そのためには過去の出走情報をもとに適切な分析を行いう必要がある。 この先の細かなところは、評者に競馬経験がないため妥当性の如何を厳密に検証することはできないが、考え方としては「有り」と感じた。 ただ、他の人と同じ考え方をしていたのでは「真の実力」は見えてこない。馬場の違いやどういうコース取りをしたか、直近敗れたとしても周りはどんな馬だったのか等を丹念に分析する必要があるとのことだ。 なお、海外に多い「ブックメーカー方式」はあらかじめ胴元(ブックメーカー)がオッズ(掛け目)を決める方式と異なり、日本は「パリミュチュエル方式」といい、その馬が買われた金額によって動的にオッズが決まる。 有名な騎手が乗るからと人気が集まる馬があるような場合は、「真の実力」に対してオッズが歪むことが多いので、狙い目となる(実力のある馬のオッズが予想される勝率に対して大きくなる)ことが多いというのは納得感がある。 ただ、この賭け方をしていると「勝率」はかなり低くなる(本命馬はオッズの兼ね合いで期待値が高くならないから)。日単位の勝ち負けなどは度外視して、10万回やって何回勝てるかくらいの長期的視野に立って心の平穏が保てるか、そこが最も難しい点とのこと、これが一番首を大きく縦に振る箇所だった。 https://amzn.to/435bY1T

Posted by ブクログ

2025/09/01

書店のPOPで興味を持ち読んでみました。 私はこれまで競馬に興味がなく、知識もほとんどありません。 競馬というのは娯楽で、運試しで一喜一憂したり、気に入った馬をアイドルなどで言う"推し"のような感覚で応援するといった楽しみ方をするものだと思っていました。 ...

書店のPOPで興味を持ち読んでみました。 私はこれまで競馬に興味がなく、知識もほとんどありません。 競馬というのは娯楽で、運試しで一喜一憂したり、気に入った馬をアイドルなどで言う"推し"のような感覚で応援するといった楽しみ方をするものだと思っていました。 この本を読んで、そういった情や感覚で競馬をするのではない、数字や傾向などデータを駆使して合理的にお金を回収する人たちの輪郭が見えた気がしました。 当てに行く競馬ではなく、最終的な回収率のみを見据える。 オッズなどの人々の主観が介在する余地のある数字は当てにせず、過去の走りなどから再現性のあるデータのみを参照にする。 本書を読んで得られる考え方は競馬のみにならず色々な事柄にも転用できると感じました。 実際に著者はポーカーなどでも同様の考え方を活かして結果を出しているそうです。 知識皆無の知らないジャンルの本でしたが、とても楽しく読むことができました。 ただ、手っ取り早く稼ぎたいと思ってる人には向かない本です。 なんとなくのイメージですがこの本を手に取る2割くらいの人は手っ取り早く稼ぎたい人だと思ってます。 この本にある方法をすぐに実践できる人は、競馬を多角的にしゃぶり尽くしている相当な玄人か、データ収集やデータ活用が趣味の人くらいかなぁと感じました。 著者が重要視している"期待値"という数字を出すために必要な"勝率"を算出するためにはある程度の時間や熱意が必要です。 とはいえ、今は2025年で昔と違いネットで簡単に情報が拾えるし、AIなど補佐してくれるツールも多いため、この本を内容は実践しやすいように思いました。 総合すると、すぐ稼げる本ではないですが ハウツー本として優秀で、競馬以外でも視野を広げてくれる自己啓発本のような楽しみ方もできる面白い1冊でした。

Posted by ブクログ

2025/06/06

ウマキんグのYouTubeも結構観ているので、記載事項に違和感はない。期待値の重要性もわかるし、回収率がすべてもよくわかる。ただ馬の能力を把握するためにレース回顧を網羅するのは普通の競馬ファンには敷居が高すぎる。エッセンスは理解できたので自分なりのウマの能力把握に頑張りたい。

Posted by ブクログ