商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2025/04/08 |
| JAN | 9784309421780 |
- 書籍
- 文庫
おいしいひとり温泉はやめられない
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おいしいひとり温泉はやめられない
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商品レビュー
2.5
3件のお客様レビュー
安宿を求めている私には、あまり参考にならず…残念でした。 でも、旅先に関する小説をお伴にする、ということは素敵だなと思った。
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ひとり温泉の魅力を凝縮した旅の指南書 本書は、著者のひとり温泉体験を通して、五感を研ぎ澄ます時間や地域住民との交流、旅先での美食、温泉にまつわる文化や歴史を綴った、単なる旅行記を超えた魅力的な一冊です。時期の選び方から宿の選定、温泉地での過ごし方、食事の楽しみ方、お土産の選び方ま...
ひとり温泉の魅力を凝縮した旅の指南書 本書は、著者のひとり温泉体験を通して、五感を研ぎ澄ます時間や地域住民との交流、旅先での美食、温泉にまつわる文化や歴史を綴った、単なる旅行記を超えた魅力的な一冊です。時期の選び方から宿の選定、温泉地での過ごし方、食事の楽しみ方、お土産の選び方まで、ひとり温泉旅行のノウハウが詳細に解説されています。現代の旅館業界の現状や環境への配慮といった視点も盛り込まれており、ひとり旅の奥深さを堪能できる内容となっています。 ひとり温泉旅行を計画するための実践的ノウハウ 第1章では、ひとり温泉旅行を計画する上での具体的なアドバイスが満載です。平日の旅行のメリットや繁忙期に予約を取る裏技、ひとり客歓迎の宿を選ぶコツなどが紹介され、大分県別府温泉の「野上本館」を例に、素泊まりや朝食付きの宿の魅力が語られます。週末や繁忙期に空いているビジネス客向けのシングルルームを探すことも推奨され、温泉地での過ごし方の工夫として夕食を外で摂るなどの提案もされています。 五感で愉しむ温泉地の魅力と地域との交流 温泉地での体験と感覚について、著者は読書を通して五感を研ぎ澄ますことの重要性を説き、お湯の音、雪解けの音、水の流れる音、湯気の音、野鳥のさえずり、森の風、空気の音、雨の匂い、土の匂いなど、様々な音や匂いに意識を向けることを勧めています。また、野沢温泉での地元の人々との温かい交流を通して、ひとり旅でも孤独を感じない、地域に根ざした触れ合いの楽しさが伝わってきます。親孝行の温泉体験を通して、高齢者が温泉地で無邪気に過ごす様子が描かれ、心温まるエピソードが紹介されています。 温泉地ならではの美食体験記 書籍では、各地の温泉宿で味わった朝食、夕食、その他の料理に関する詳細な体験が綴られています。焼きたてのフレンチトースト、肉と玉ねぎだけのカレー、地元のおばあちゃんの教えが息づく献立、有馬温泉の金泉塩パンや山椒パン、卵かけご飯の特別な食べ方、壱岐の新鮮な刺身、湯の峰温泉の温泉粥、飛騨牛ステーキ、地元の人が勧めるうどん、温泉水で臭みを抜いた鯉料理、佐賀牛のしゃぶしゃぶ、郡山のソウルフード「クリームボックス」、江戸時代の料理を再現する宿の食事、那須の黒キャベツ、宮崎の平兵衛酢、鶏のたたき、冷や汁、加賀棒茶を使ったお茶漬けなど、食欲をそそる描写が満載です。 旅の思い出を彩る温泉地のお土産 第3章では、温泉地で購入できる様々なお土産が、その魅力や背景とともに紹介されています。自分のための思い出として、また人に贈るための品として、別府温泉の地獄蒸しプリン、有馬温泉の炭酸せんべい、白石蔵王の伝統こけし、ご当地レトルトカレー、越後湯沢のはっか糖、秋田のいぶりがっこ、米沢八湯のあけがらし、石和温泉のシャインマスカット、伊豆のわさび、湯河原のみかん最中、岡山のバナナクリームロールなど、地域ならではの逸品が旅の記憶を鮮やかに蘇らせます。 文学作品に描かれた温泉の情景 温泉が登場する文学作品についても触れられており、川端康成の『雪国』や「温泉宿」、山下清画伯の『日本ぶらりぶらり』、吉田秋生さんの『詩歌川百景』、池波正太郎の『銀座日記』、原田ひ香さんの「母親教室」、森下典子さんの『漆黒の伝統』、東野圭吾の『容疑者Xの献身』、池井戸潤の『半沢直樹』、三浦綾子の『泥流地帯』、新潟の『潟の物語』、佐渡の『佐渡のみちをゆく』などが紹介され、温泉地での読書の楽しみ方が提案されています。 温泉の歴史・文化、旅館業界の現状と環境への配慮 本書では、野沢温泉の外湯文化、日本における温泉の歴史、湯治の文化、江戸時代の食事、こけしの起源など、温泉にまつわる歴史や文化が紹介されています。また、ひとり旅の市場の成熟、ひとり客への旅館の対応、宿泊業界の人材不足といった旅館業界の現状や変化についても言及されています。さらに、箱根強羅温泉の「円かの杜」における水素調理器の導入など、環境への配慮に関する取り組みも紹介されており、多角的な視点から温泉の魅力が語られています。
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GWの予定はないけれど、旅行気分を味わいたくて手にした本。いつかのひとり旅の参考にもしたいし。 読んでいて楽しくて、行った気になり、食べた気になり、温泉に入った気分になれました。
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