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中動態の世界 意志と責任の考古学 新潮文庫
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中動態の世界 意志と責任の考古学 新潮文庫

國分功一郎(著者)

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中動態の世界 意志と責任の考古学 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2025/03/28
JAN 9784101035420

中動態の世界

¥990

商品レビュー

4.1

47件のお客様レビュー

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2026/08/24

銃を突きつけられてお金を差し出す時、その行為は能動か受動か? 私たちは能動態と受動態の二項対立を当たり前の概念だと考えているけれど、する・されるで簡単に分けられない行為は身の回りにたくさんある。 実はそのまた昔、今は無き“中動態”というもう一つの態が存在していた…! 中動態を使っ...

銃を突きつけられてお金を差し出す時、その行為は能動か受動か? 私たちは能動態と受動態の二項対立を当たり前の概念だと考えているけれど、する・されるで簡単に分けられない行為は身の回りにたくさんある。 実はそのまた昔、今は無き“中動態”というもう一つの態が存在していた…! 中動態を使って私たちの行為を説明する時、意志とは、責任とは、自由とは一体何か。私たちはそれらを持っているのだろうか。 …とまあそんな話。 3章まではノリノリで読めたけど、その先から難しくて度々置いていかれた。哲学の知識と根気が必要。 なんとなく意味を辿って最後まで読むことはできた。文庫版補遺があって助かった。 テーマは非常に興味深いし重要だと感じる。 また知識をつけて読み返したい。

Posted by ブクログ

2026/08/15

普段の行動や感情を能動と受動という2つの区分を疑い、中動態という新しい(過去に存在していたが消えてしまった)概念を提案する。新しい概念を提案するのに、既存の概念で抜け漏れていることや過去の歴史、異国の文法などあらゆる角度から理論を固めて行く過程が凄まじい、、 能動と受動という区...

普段の行動や感情を能動と受動という2つの区分を疑い、中動態という新しい(過去に存在していたが消えてしまった)概念を提案する。新しい概念を提案するのに、既存の概念で抜け漏れていることや過去の歴史、異国の文法などあらゆる角度から理論を固めて行く過程が凄まじい、、 能動と受動という区分は行為の帰属先を当然のように求める。その手前にそれそのものを認知し、出来事を描写する中動的な思考があり、それを知ると認識によってもたらさせる「自由」を得られるらしい

Posted by ブクログ

2026/08/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

やはり國分先生の本は勉強になる。 自分は浅識であるので、新しいことをたくさん知れた。 ただ、内容の理解は半分くらい? いや、恥ずかしながら3分の1くらいかな?笑 もっと難しい本も読んでいきたいなと。 メモ それぞれの単語を二項対立で捉えることは多い。 「対義語」などがまさにそうだ。ただ言葉には中間もある。教える、学ぶ際に忘れがちなことである。 p150「言語とは形式を持った意味作用の構造であり、思考するとは言語の記号を操ること」 p152「言語は思考の可能性の条件」 国語を教える際しっかりと伝えていきたいことだ。 p221「純粋に自発的な同意もありえない」 p354「欲望とは、人間の本質が与えられたその各々のへんじょうにおいてあることをなすように決定されると考えられる限りにおいて人間の本質そのものである。」 p365「思惟能力、つまり考える力をそれに対応できるほど高めていたのなら」 「変状の画一的な出現を避けること」 p392「読解は歴史というコンテキストによって決定される」 p406「悲劇は、法律は人間のために作られたのであって、天使や悪魔のためにつくられたのではない」 p516「選択なき決断、自らの意図からは完全に独立した責任、これこそがギリシア人における意志である。」

Posted by ブクログ

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