商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2025/04/23 |
| JAN | 9784101001791 |
- 書籍
- 文庫
街とその不確かな壁(下)
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街とその不確かな壁(下)
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商品レビュー
3.9
107件のお客様レビュー
現実と空想の境目が曖昧になっていくこの感じ。やっぱり、小説の醍醐味って物語だよなぁと再認識出来た。 物語の内容としては起伏のある激しいものに出来そうなのに、全体を通してひたすらに静かだ。しかし、それ故に洒落た比喩表現や会話劇が際立ち、かえってこの作品をより印象深く、より記憶に残る...
現実と空想の境目が曖昧になっていくこの感じ。やっぱり、小説の醍醐味って物語だよなぁと再認識出来た。 物語の内容としては起伏のある激しいものに出来そうなのに、全体を通してひたすらに静かだ。しかし、それ故に洒落た比喩表現や会話劇が際立ち、かえってこの作品をより印象深く、より記憶に残るものにしている。人生において忘れられない出来事って、案外淡々とした日々の中にあったりする。本書も何か大きな事が起こる訳ではないけれど、ずっと覚えている。そんな不思議な魅力を携えた本だと思う。 初めての村上春樹作品。今後もこの作者の本を読んでいきたいと思う。
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最後の最後に色々繋がった、ような気がする。自信はないけど。図書館館長として働いていたのは「僕」の影だったのかな。 こちら側の僕が夢で見て、耳たぶを噛まれたこと、あちら側の僕の耳たぶが痛むこと、イエロー・サブマリンの少年が抜け殻を置いてきたと言ったこと、うまく言えないけどなんだか繋...
最後の最後に色々繋がった、ような気がする。自信はないけど。図書館館長として働いていたのは「僕」の影だったのかな。 こちら側の僕が夢で見て、耳たぶを噛まれたこと、あちら側の僕の耳たぶが痛むこと、イエロー・サブマリンの少年が抜け殻を置いてきたと言ったこと、うまく言えないけどなんだか繋がった感じはある。 あちら側にいた僕がきちんとこちら側に戻ってこれたなら良いな。 村上春樹さんのあとがきというのも珍しい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
現実世界の図書館で、家族含めて周囲と打ち解けられない自閉的な少年が、不思議なことに主人公と良好な関係を築いた。しかし、主人公が少年に壁のある街を話したところ、興味津々となるものの、その後少年はなぜか家族のもとを離れて忽然と消えてしまう。下巻では、図書館長の仕事に慣れた主人公が、消えた少年の行方を追うところが肝となる。
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