商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2025/03/18 |
| JAN | 9784088936161 |
- コミック
- 集英社
キングダム(75)
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キングダム(75)
¥770
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商品レビュー
4.2
18件のお客様レビュー
残念ながら戦場には誉れの光など輝いてはいません 国の為に家族の為にと奮い立つのは開戦まで 脇腹を穿て
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今騰軍を撃退してもその後どうするのか。 条世の言葉は尤もに感じる。 防げる目算がないなら徒に犠牲を出さないのも 確かに正しい判断ではある。 騰と信の檄にはぐっときた。 比較的考え方が近く、バランスも取れているように見え 桓騎の下につかされていた時より 落ち着いて見ていられる気がする。 和平交渉だと思ったにしても、寧姫はよく来たな。 凄い勇気だと思う。 高潔に奮い立つのは開戦まで、 あとは恐怖と苦痛に耐えて血を流すだけ、 その後家族がまた苦しむ。 それは本当にそうだと思う。 戦争を始めるのも終わらせるのも王族。 立場と胸の内は同じではないという言葉も 真実だと思える。 信が一人で随分戦わされている印象だが ここからどう巻き返すのか。
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第75巻は、「戦いが始まる直前」ではなく、すでに戦争が始まっている状態の中で“どう勝つか”を描いた巻だった。韓攻略の本格フェーズに入り、秦は南陽を無血開城させたうえで、王都・新鄭へと進軍する。ここから単なる侵攻ではなく、国家同士の意志のぶつかり合いに変わっていく。  この巻の...
第75巻は、「戦いが始まる直前」ではなく、すでに戦争が始まっている状態の中で“どう勝つか”を描いた巻だった。韓攻略の本格フェーズに入り、秦は南陽を無血開城させたうえで、王都・新鄭へと進軍する。ここから単なる侵攻ではなく、国家同士の意志のぶつかり合いに変わっていく。  この巻の軸にあるのは、騰の戦い方だ。力で押し切るのではなく、できるだけ被害を抑えながら相手を崩していく。その象徴が韓側との会談で、無血開城という選択肢を提示する場面だ。ここでは「勝つか負けるか」ではなく、「どう勝つか」「その後どう統治するか」が問われている。戦争の質が一段変わった印象を受ける。 一方で、戦場では当然ながら衝突も起きる。韓側も簡単には折れず、現場では激しい攻防が続く。信は副将として兵をまとめ、士気を上げる役割を担うが、同時に敵から明確に狙われる立場にもなっている。ここでの信は、これまでの“突撃役”ではなく、部隊を動かす将として描かれているのが特徴的だった。  また、この巻では各国の視線も描かれる。秦が韓に本気で攻め込んだことで、魏や趙を含めた周辺国も動きを警戒し始める。つまり、韓との戦いでありながら、その裏では中華全体のバランスが揺れ始めている。戦場の外でも戦いが始まっている状態だ。 読後に残るのは、「戦争の意味が変わった」という感覚だ。以前までは強い将が敵を打ち破る構図が中心だったが、この巻では“どうやって国を奪い、その後どう扱うか”まで含めて戦いになっている。信もその中で、ただの武力ではなく、将としての判断を求められる場面が増えている。 第75巻の本質は、戦いの派手さではなく、戦争を「国家運営の一部」として描いた点にある。勝利とは敵を倒すことではなく、秩序を作ることだという視点がはっきり提示された巻だった。
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