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希望格差社会、それから 幸福に衰退する国の20年
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希望格差社会、それから 幸福に衰退する国の20年

山田昌弘(著者)

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希望格差社会、それから 幸福に衰退する国の20年

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東洋経済新報社
発売年月日 2025/01/15
JAN 9784492224267

希望格差社会、それから

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商品レビュー

3.2

21件のお客様レビュー

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2026/07/31

筆者の本は何冊か読んだが、本書は特に「推し」や「推し活」に切り込んでいると感じた。 平成〜令和の日本は、江戸時代後期のそれと類似しているという考察が面白かった。笑っていられないけれど⋯。 リア充の人たちはペットや趣味やネットなどの「バーチャル」の世界で楽しまなくても現実世界で十分...

筆者の本は何冊か読んだが、本書は特に「推し」や「推し活」に切り込んでいると感じた。 平成〜令和の日本は、江戸時代後期のそれと類似しているという考察が面白かった。笑っていられないけれど⋯。 リア充の人たちはペットや趣味やネットなどの「バーチャル」の世界で楽しまなくても現実世界で十分満たされるんだろう。「バーチャル」の世界はリア充になるにはお金が足りないけれど、お小遣い程度ならお金を出せる、という人にはお手軽に満たされる場所だ。そういう場が多くの人に広がって受け入れられて来ているということは、オタク寄りの自分としては肩身が狭くなくなってきてありがたいと思う反面、日本全体としてはよろこんでいいのだろうかと複雑な気持ちになった。 日本人はみんな一緒に衰退していくのは受け入れられる、という見立てには納得である。自分もそうだから。日本はどんどんこぢんまりしていくんだろうけど、「バーチャル」な世界を発展させていって独自の形になるんだろうと予想する。

Posted by ブクログ

2026/06/15

実社会での成功を諦め、バーチャルに生きがいを求めているという指摘は正しいのかもしれない。 若者が減少し続けるこれからの日本では、現状への不満を変革につなげるパワーは失われていく。唯一の抵抗が推し活選挙によるポピュリストへの投票だとすると危険だ。

Posted by ブクログ

2026/05/16

昭和の日本は、「ある程度頑張れば理想の家庭や生活を実現できる」という希望のある社会だった。しかし、バブル崩壊や就職氷河期を経た平成・令和では、「頑張っても報われるのは一握り」という感覚が広がり、“希望格差”が生まれた――本書はそんな視点から現代日本を分析しています。 特に印象的...

昭和の日本は、「ある程度頑張れば理想の家庭や生活を実現できる」という希望のある社会だった。しかし、バブル崩壊や就職氷河期を経た平成・令和では、「頑張っても報われるのは一握り」という感覚が広がり、“希望格差”が生まれた――本書はそんな視点から現代日本を分析しています。 特に印象的だったのは、現実世界で満たされない欲求を、ゲームやSNS、推し活などのバーチャルな世界が埋めるようになり、それによって社会全体がある種の安定を保っているという考察でした。経済成長はしなくても、最低限生きていけて、そこそこ幸福感もある。「幸せに衰退していく日本」という表現には妙なリアリティがあります。 また、平和が続いた江戸時代後期と、現代日本を重ね合わせる視点も興味深く、「歴史は繰り返す」という感覚を強く持ちました。 一方で、自分自身はこの流れに飲み込まれず、成長側に居続けたいとも思いました。英語を学び、投資を続け、海外にも目を向けながら、日本の居心地の良さには感謝しつつも、それに甘え切らない生き方をしたい。 社会や政治のせいにするのではなく、自分と家族の幸福をどう維持・向上させるかを考え続けたいと思わされた一冊でした。

Posted by ブクログ

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