花生みの涙で愛は彩られる リンクスロマンスノベル

秀香穂里(著者), Ciel(イラスト)

• 販売会社／発売会社: 幻冬舎コミックス
• 発売年月日: 2024/12/27
• JAN: 9784344855335

商品レビュー

2025/07/30

身分も育ちも全く違うアミリとレオナルド。その差のせいで悩んだり自信をなくしたりもするけれど、いつでもお互いのことばかり考えている２人は見ていて幸せな気持ちになれる。家族を亡くし重圧の中にいたレオナルドにとって、自分のことを真っ直ぐに思ってくれるアミリの存在は大きいと思うし。花生みと花食みという不思議な体質（？）の２人だけど、その本能だけでなく、やっぱりお互いのことが好きだから、大切だから一緒にいたいんだろうな。と思えるのが嬉しくなった。今後の２人の幸せな姿を見たくなった。

2025/01/05

ガーデンバース、初めて読みました。
オメガバースに似てるので入りやすさはありました。

花生みのアミリ。
幼く孤独に涙していた所で出会ったレオナルドに想いを寄せ「花嫁に」の約束を胸に大きくなってレオナルドの元に向かえばレオナルドは王様になっていて怖気付くも諦めることなくレオナルドにふさわしくなろうと努力する姿が眩しかったです。
そんなアミリにレオナルドは中々最後までは手を出さないでいるのがアミリと共にもどかしくてたまらなかったけどレオナルドはレオナルドなりにアミリをとても大切に思っていてくれてのことだと分かるので。
所々アミリを不安にさせる周りの言葉にはハラハラさせられるけれどそれもちゃんとレオナルドの口から否定されようやく結ばれる事が結ばれる事が出来て本当に良かったです。

出会いは孤独で流す薔薇の涙
心から結ばれた時に流した愛による薔薇の涙
どちらも美しくて素敵だなと。

とても穏やかなお話で心が暖かく癒されました。