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能登半島記(未完)
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能登半島記(未完)
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商品レビュー
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2件のお客様レビュー
字数が限られている文の中に、人がいて、声があります。大切な人を失った人、ぼう然と立ち尽くしている人、悲しみに打ちひしがれている人、前を向こうとしている人、隣の人を思いやる人、励ましている人、助けようとしている人、支えようとしている人、そしてその人たちの声。その都度その情景が目の...
字数が限られている文の中に、人がいて、声があります。大切な人を失った人、ぼう然と立ち尽くしている人、悲しみに打ちひしがれている人、前を向こうとしている人、隣の人を思いやる人、励ましている人、助けようとしている人、支えようとしている人、そしてその人たちの声。その都度その情景が目の前に現れてきます。そして胸を打たれます。こみ上げてくるものがあります。写真からもメッセージが伝わってきます。非日常であるはずの日常の画像がたくさんあります。写真からも「この災害を忘れるな、忘れてはいけない」が伝わってきます。 私は自身の読んだ本をあまり人に勧めたりしないのですが、この本は家族や友人たちにも勧め、グループLINEでも拡散しています。ぜひこの本を多くの人に読んでもらいたい。そして能登の地震を忘れないで欲しいと思います。
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本書『能登半島記(未完)』は、北陸中日新聞社の七尾支局の記者が「朝刊のコラムに書き綴ってきたものを10月分までまとめたもの」である。あくまでも被災者の視線で伝えようとしてくれている。言葉にならないという言葉が何度も出てくる。 けなげに生きていこうとする人々のそのままを紹介してくれ...
本書『能登半島記(未完)』は、北陸中日新聞社の七尾支局の記者が「朝刊のコラムに書き綴ってきたものを10月分までまとめたもの」である。あくまでも被災者の視線で伝えようとしてくれている。言葉にならないという言葉が何度も出てくる。 けなげに生きていこうとする人々のそのままを紹介してくれている。 コラムという限られた文章のために、助詞などが省かれていて、なんだか、外国人が単語を羅列して話している日本語のようにも感じる。 「未完」とあるのは、まだ、地震被害は終わっていないから。 多分、ずっと未完だろう。
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