官僚生態図鑑 ズレまくるスーパーエリートへの処方箋 森永卓郎シリーズ

森永卓郎(著者)

• 販売会社／発売会社: 三五館シンシャ/フォレスト出版
• 発売年月日: 2024/11/21
• JAN: 9784866809427

商品レビュー

2025/11/23

官僚が建てる政策は無意識であっても官僚有利になっている。自分の生活環境における問題は察知できるが、地方などの課題は見えにく。

2025/11/20

ノーパンしゃぶしゃぶ接待とお持ち帰り
毒まんじゅうの餡はカネ、皮はオンナでできているBy高橋洋一
事務次官の最大の仕事は天下り先を作ること
※財務省は他省庁の天下りとセットで天下る
合計特殊出生率は誤訳
少子化対策は結婚できない低収入の若者を何とかしないとダメ
パワーカップル官僚のお手盛り施策になっている
農家の収入、欧州は9割が補助金。米は4割、日本は3割程度

2025/11/11

経済企画庁で働いた経験から、官僚の生態を知っている著者から直截的な意見が披瀝されている。様々な施策の背後には財務省の影がちらついている。著者の言う通り秘められたカラクリがあれば、憤りをもって読み進めることになる。不条理な怒りさえも感じる。ただ文句を羅列するだけで終わらないところがいい。なぜ国民に寄り添わない発案が出るのか、優秀な人材が官僚から離れていくのを防ぐにはどうすべきか、官僚がやる気を削いでいる要因は何か、に切り込み、大胆だが効果的な処方箋が提示されている。著者の著作を大手出版社が引き受けない、ある意味萎縮したメディア、ここにも役割を放棄せざるを得ない秘密があるようだ。