商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
| 発売年月日 | 2024/11/08 |
| JAN | 9784344434295 |
- 書籍
- 文庫
死命
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死命
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商品レビュー
3.5
25件のお客様レビュー
『死命』は、命の期限を突きつけられた二人の男――連続殺人犯の榊と、彼を追う刑事・蒼井の執念が激しく交錯する、重厚な倒叙ミステリーだった。 犯人が最初から明かされているにもかかわらず、最後まで張り詰めた緊張感が途切れない。物語の中心にあるのは、共に末期がんを抱えた榊と蒼井の追跡劇...
『死命』は、命の期限を突きつけられた二人の男――連続殺人犯の榊と、彼を追う刑事・蒼井の執念が激しく交錯する、重厚な倒叙ミステリーだった。 犯人が最初から明かされているにもかかわらず、最後まで張り詰めた緊張感が途切れない。物語の中心にあるのは、共に末期がんを抱えた榊と蒼井の追跡劇だ。歪んだ自己顕示欲に突き動かされる榊と、命を削りながらも事件を止めようとする蒼井。互いに死を意識しているからこそ、その対立には単なる「犯人と刑事」を超えた凄みがあった。 蒼井が家族への思いと自身の苦痛を抱えながら、それでも刑事として捜査に執念を燃やす姿には強く胸を打たれる。一方で、冷酷非情に見える榊の内側にある孤独や虚無も印象深く、単純な善悪では割り切れない人間の弱さが描かれていた。 ラストでの二人の対峙は、まさに魂と魂のぶつかり合いだった。法による裁きだけではなく、「どう生き、どう死ぬのか」という問いそのものが浮かび上がる結末に圧倒される。読後には、『死命』というタイトルが持つ「死へ向かう運命」と「命を懸けた使命」という二重の意味が、深く胸に残った。 『あなたのことを待ってる・・・・・・子供と一緒にあなたのことを待ってる』 嘘であっても榊にとって自分が犯した罪という鏡に対峙して苦しんでほしい。
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刑事モノのミステリー。 連続殺人犯とそれを追う刑事、何の因果か二人はいずれも死病に侵されていた。刻々と死期が迫る中で、どんなクライマックスを迎えるのか・・・ 薬丸岳さんの作品とは波長が合うというか、その世界にスッと没入できて、心を揺さ振られて、独特の充足感を味わえることが多いで...
刑事モノのミステリー。 連続殺人犯とそれを追う刑事、何の因果か二人はいずれも死病に侵されていた。刻々と死期が迫る中で、どんなクライマックスを迎えるのか・・・ 薬丸岳さんの作品とは波長が合うというか、その世界にスッと没入できて、心を揺さ振られて、独特の充足感を味わえることが多いです。 本作は、刑事と犯人の両視点でのハラハラの展開と、死生観や家族愛などに絡むエピソードでの登場人物の描き出しが秀逸でした。 あとは、中盤に重要サブキャラを待ち受けていたイベント以降でスピード感が増すところなど、作品のリズム感もよく練られていると思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
オーディブルで。最初は、犯人の、異常な性癖が 嫌な話の印象が強かったが、死命をかけた犯人と刑事の執念の闘いがすごい。事前に病院で会っていた伏線など、本当に素晴らしい。
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