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一冊でつかむ江戸の町と暮らし ビジュアル版 一冊でつかむシリーズ
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一冊でつかむ江戸の町と暮らし ビジュアル版 一冊でつかむシリーズ

安藤優一郎(監修)

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一冊でつかむ江戸の町と暮らし ビジュアル版 一冊でつかむシリーズ

1,892

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2024/10/28
JAN 9784309629605

一冊でつかむ江戸の町と暮らし ビジュアル版

¥1,892

商品レビュー

3.5

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2024/12/29

 新しい大河ドラマの予習にいかがでしょうか? 本に巻かれている帯には、「衣食住から仕事、町のしくみ。文化・芸術まで 蔦屋重三郎が生きた“べらぼう”な時代をイッキ読み!」とあります。  序章「蔦屋重三郎が行く」では、その生涯が書かれています。  蔦屋重三郎は、1750年(寛延3年...

 新しい大河ドラマの予習にいかがでしょうか? 本に巻かれている帯には、「衣食住から仕事、町のしくみ。文化・芸術まで 蔦屋重三郎が生きた“べらぼう”な時代をイッキ読み!」とあります。  序章「蔦屋重三郎が行く」では、その生涯が書かれています。  蔦屋重三郎は、1750年(寛延3年)に吉原で生まれ、7歳で喜多川の養子となり、23歳のとき吉原大門口の近くに耕書堂を開店、24歳頃『吉原細見』の販売を始めました。31歳のとき黄表紙や往来物の出版を始めますが、41歳のとき幕府が出版統制令を出し、42歳のとき罰金刑を受けました。松平定信が老中を辞した後は、東洲斎写楽の役者絵を大量に出版しました。47歳に病に臥し、1797年(寛政9年)に48歳で亡くなりました。  蔦屋重三郎は、町人文化が花開いた18世紀半ばの江戸においてメディアを通じて時代をリードし続けた「時代の寵児」で、吉原の貸本屋から身を起こした「江戸の出版王」で、喜多川歌麿、東洲斎写楽、山東京伝、葛飾北斎、曲亭馬琴などの作家を見出した「敏腕プロデューサー」で、幕府に睨まれ弾圧を受ける中、反権力を貫いた「反骨の人」なのだそうです。  では、わたしたちに関係深い「読書」の項目のページを見ていると、「ベストセラーが次々に出現」「貸本屋が読書ブームを支えた」とあります。  江戸時代によく売れた本として「好色一代男(井原西鶴)」「日本永代蔵(井原西鶴)」「金々先生栄花夢(恋川春町)」「東海道中膝栗毛(十返舎一九)」「浮世風呂(式亭三馬)」「南総里見八犬伝(曲亭馬琴)」「傾城水滸伝(曲亭馬琴)」などがあげられています。ちなみに、わたしは「桜姫全伝曙草紙(さくらひめぜんでんあけぼのそうし)(山東京伝 さんとう きょうでん)」が好きです♡いつか紹介したいです。  「教育」の項目には、寺子屋が紹介されています。朝8時から昼食をはさんで14時頃まで、生徒の年齢層が幅広かったため、個別のカリキュラムが組まれていたそうです。基本は読み・書き・そろばん、商人の子には商用文、女子には裁縫など実用的な科目が多く教えられていたそうです。先生には下級武士や医師、町人、僧侶までさまざまな階層なの人が副業として担当していたそうです。この寺子屋のおかげで、識字率は世界一になり、出版や貸本屋業のお客となったのですね。  2025年は、江戸の町や文化について、改めて学ぶ良い機会かもしれませんよ♡

Posted by ブクログ

2024/11/17

浮世絵、地図、図などが多用され、見開き1枚にまとめている。 蔦谷重三郎、文化、町、生活、職業、制度 読みやすくわかりやすいが、127頁では限度あり。

Posted by ブクログ