1,800円以上の注文で送料無料

持続可能な交通まちづくり 欧州の実践に学ぶ ちくま新書1824
  • 新品
  • 書籍
  • 新書

持続可能な交通まちづくり 欧州の実践に学ぶ ちくま新書1824

宇都宮浄人(著者), 柴山多佳児(著者)

追加する に追加する

持続可能な交通まちづくり 欧州の実践に学ぶ ちくま新書1824

1,012

獲得ポイント9P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2024/10/10
JAN 9784480076519

持続可能な交通まちづくり

¥1,012

商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/10/20

出羽守(でわのかみ)という言葉を聞いたことがあるだろうか?海外ではこう、よそではこうと、やたらと外部の情報や先例を引き合いに出す人を揶揄する言葉である。本書は、都市づくり、とりわけ地方都市の維持という観点でまさしく出羽守の様な書であるが、車社会が過度に進行し衰退が著しい日本の地方...

出羽守(でわのかみ)という言葉を聞いたことがあるだろうか?海外ではこう、よそではこうと、やたらと外部の情報や先例を引き合いに出す人を揶揄する言葉である。本書は、都市づくり、とりわけ地方都市の維持という観点でまさしく出羽守の様な書であるが、車社会が過度に進行し衰退が著しい日本の地方都市と、賑わいを見せる欧州の地方都市の違いを客観的に比較し、日本の未来のあり方を提起する良書である。高齢化や過疎化に伴い、日本の地方都市における公共交通は財務的に極めて厳しい状況に置かれている。民から官へ適度に移行しつつバランスを取っていくことに加え、LRTを活用し人々の動線を作り、交通という観点だけでなく街全体の経済を活性化する総合的な施策が求められていると言える。宇都宮のライトレールなどや富山の事例などを踏まえ、過度な車依存から脱却するための国づくりが今必要だ。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品