逆転ミワ子 双葉文庫

藤崎翔(著者)

• 販売会社／発売会社: 双葉社
• 発売年月日: 2024/10/09
• JAN: 9784575528008

商品レビュー

2024/11/09

逆転シリーズ全部読んできましたが、今回は1作目の『逆転美人』に印象が近い。意識していてもトリックがうまく物語の中に取り込まれているので気付くことができず、最後まで読むとそういうことか！と思ってしまいます。
エッセイ部分も面白いのですが、途中のショートショートがまた面白すぎる！まさにお笑い芸人のショートコントのような面白さでした。

2024/11/07

『逆転美人』がとても面白かったので、帯紙にあるキャッチコピーの『逆転美人』を凌駕に惹かれて、購入しました❗️

エッセイやショートショートは一つ一つ、くすっと笑いを誘う話しも数多くありましたが、個人的には『逆転美人』を凌駕することはなかったかなぁと思います❗️

トリックも紙の本ならではの手法を用いていて、見破ることはできませんでしたが、後日談を読んで驚嘆するほどの作品ではありませんでした。『逆転』シリーズは、まだ『逆転泥棒』が未読なので、少し間を開けてチャレンジしたいと思います。

2024/11/06

トリックは今回も紙の本ならではで、これを思いつくのもこれに合わせて内容を書くのも大変だっただろうな…すごい労力だな…と逆転美人と同じことを思いました。

ただ、全てのエッセイやショートショートの内容が最後に伏線回収的に全てまとめて関わってくると思っていたので、そこは拍子抜けというか。

あくまで個人の意見ですが、背表紙の「逆転美人を凌駕する衝撃作」に期待しすぎた感。
逆転美人は本編だけでも一つの物語として完璧に楽しめて且つ最後に仕掛けに驚かされ、本当に衝撃としか言えなかったのですが、あそこまでの衝撃はなかったかな…

エッセイやショートショートからミワ子がDVを受けていることや親友がキーポイントだということは想像できたのですが、正直ショートショートについては内容があまり好きではないものが多かったので、今回の仕掛けについてネタバラシをされた時に「ここまで頑張って全部読んだ意味…」と思ってしまいました。
(柱を細かく切り替えるためにはエッセイやショートショートじゃないと難しいのはわかるんですが…)