商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京大学出版会 |
| 発売年月日 | 2024/10/02 |
| JAN | 9784130502122 |
- 書籍
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避難学
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避難学
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避難という活動における基盤概念や、避難がどのような場面において有効かなどを論じていくのだが、その中で國分功一郎の「中動態の哲学」が参照されるところが面白かった。例えば「私はここにいます。」と発言するだけで、災害に逃げずに責任を持って立ち向かうことの表明ともなってしまうという宙ぶら...
避難という活動における基盤概念や、避難がどのような場面において有効かなどを論じていくのだが、その中で國分功一郎の「中動態の哲学」が参照されるところが面白かった。例えば「私はここにいます。」と発言するだけで、災害に逃げずに責任を持って立ち向かうことの表明ともなってしまうという宙ぶらりんな状態を、どう解決し、避難者やサポート者、行政担当者たちの間に有効な手助けにつなげていくか、といったことが哲学的な基礎をもとに、深く考えられている本だった。この成果は、例えば『だれでも防災 決定版 避難が難しい人のための一冊』のような実践的な本の内容と組み合わせて、いかに避難が難しい人に対して説得的に語るかということを発想すると、非常によく機能する印象がある。
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避難学という言葉は聞き覚えが全くないわけではないが、あまり見聞きするものでもないように思う。 一方で、避難の大切さは時折、誤って情報が伝わることも珍しくなくなってきた。個人が手軽に情報発信できることになったメリット以上に、防災や避難に関わる方たちに向けた「非難」が集中するよう...
避難学という言葉は聞き覚えが全くないわけではないが、あまり見聞きするものでもないように思う。 一方で、避難の大切さは時折、誤って情報が伝わることも珍しくなくなってきた。個人が手軽に情報発信できることになったメリット以上に、防災や避難に関わる方たちに向けた「非難」が集中するようになったと肌で感じる。 例えば、避難指示が出されたが幸いにも被害が想定よりも軽かった場合、避難指示の正当性を疑問視する声や、(避難は)オーバーな表現ではないか、といった意見が少なくない数SNS等に投稿される。 これらが全て悪いわけではないのだが、災害規模は緻密な予測や、経験知から導かれることが多いと聞く。現場が萎縮しないようにするためにも、発信する全ての個人が避難学という知識をアップデートし共有する必要があろう。 本書においても、避難を呼び掛ける側、避難する側双方の視点から「逃げる」ことについてのパラダイムチェンジの必要性が説かれている。 正しく情報共有し、送受信を有益なものにするためにも、避難学は必須の教養であるように認識させてくれた一冊である。【図書館】
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